https://youtu.be/gUDikbjabaw
2009年11月4日発売。41作目のシングル。オリコン週間15位。
「愛だけを残せ」は映画『ゼロの焦点』の主題歌。中島みゆきさんのシングル曲が映画主題歌に起用されたのは、1998年の「瞬きもせず」以来、11年ぶり。 2010年発売の37枚目のアルバム『真夜中の動物園』にアルバムバージョンとして収録されました。また、2013年発売のシングルコレクションアルバム『十二単〜Singles 4〜』には、「愛だけを残せ」と「闘りゃんせ」がともに収録されましたが、そのうち「愛だけを残せ」はリミックスバージョンでの収録となりました。2020年発売のベストアルバム『ここにいるよ』にもリミックスバージョンが収録されました。「愛だけを残せ」のシングルバージョンは2020年現在アルバム未収録となっています。
『ゼロの焦点』は、松本清張さんの長編推理小説。北陸地方を舞台に、太平洋戦争直後に端を発する時代の傷痕が生んだ連続殺人事件を描きます。1961年・2009年の2度にわたり映画化、また多数テレビドラマ化されています。
2009年11月14日公開の映画。配給は東宝。英語題名『Zero Focus』。第33回日本アカデミー賞作品賞ほか計11部門で優秀賞を受賞。キャッチフレーズは、「愛する人のすべてを知っていますか?」 1961年公開の松竹版と比較して、だいぶ原作に忠実な作劇となっています。時代設定も原作どおり1957年から1958年頃[注釈 7]である。なお、謎解き場面は断崖上ではなく、禎子が室田夫人を問い詰めるべく金沢行の汽車に乗り、その車内での「想像」として展開されます。
したいこと、欲しいもの。それは本当に自分が望んだものか、 誰かにそう思わされているだけじゃないか。 時々、その無限ループに入りこんでしまいます。いつの間にか、生きてゆくためとはいえ、本当に自分の在り方ってこれで良いのだろうか。二十歳くらいの時は40代も半ばにもなるとその答えは出ているものと思ってました。今の40代って考えてみれば、選択権がなく、泣く泣く今の仕事に落ちついてしまった、出世街道から外れたら元には戻れない、こんな筈ではなかったという人も多いかもしれませんね。この曲は、そういう人に響くかもしれません。自分の思いとは違った流れに乗って、自分の人生が進んでしまう時もあり、辛い時もあれば、思いがけない幸運が訪れる時もありますね。 自分の意思とは関係なく。
そんな人たち全てへの応援歌のように聴こえます。フラれ歌の女王だった人が、いつしか、救いの女神のような歌を歌うようになりました。昔は昔で、『時代』という素晴らしい歌もありますが。