https://youtu.be/uBORlnl8gS0
1986年6月1日に発売された松田聖子さんの13枚目のアルバム『SUPREME』が初出で、10曲中最後の曲として収録されました。聖子さんが妊娠中にレコーディングされた曲であり、同年10月1日に誕生した子供が神田沙也加さんでした。同楽曲はその後合唱用に編曲されており、広く歌われています。 同アルバムは、聖子さんが出産のために歌手活動を休業していた中で唯一発売されたオリジナルアルバムであり、同年の「第28回日本レコード大賞」にて「アルバム大賞」を受賞しています。前年の『第36回NHK紅白歌合戦』以来の音楽番組出演であり、出産後初のテレビ生出演を果たしました。「瑠璃色の地球」「時間旅行」「ローラー・スケートをはいた猫」の計3曲をメドレーで披露し、歌唱中に感極まる場面もありました。 作詞の松本隆さんは、当時連続オリコン1位記録を更新中であった松田の楽曲に数多く携わり、オリコン1位になった24曲のうち17曲の作詞を担当している。作曲の平井夏美さんは、音楽プロデューサー・川原伸司さんの別名で、松田聖子作品では1981年のシングル「風立ちぬ」のB面「Romance」の作曲も行っていた。オリジナルバージョンの編曲は武部聡志さん。 聖子さんの楽曲の中で特に人気の高い曲の一つであり、シングルカットはされていないのですが「白い夜」とのカップリングでプロモーション用EPが存在し、ミュージックビデオも作成されています。ミュージックビデオのフルサイズは2000年発売のCD-BOX『SEIKO SUITE』に収められているDVDにて初の商品化となりたした。 ファンのリクエストによって収録曲が決まるベスト・アルバム『Another Side of Seiko 27 (14)』においては、シングル曲を除いた作品を対象にしたアンケートで1位となっています。この『Another Side of Seiko』には「瑠璃色の地球 2003」として原田真二編曲によるセルフカヴァー・バージョンも収録されました。 1995年と1999年に高等学校の音楽教科書に掲載されました。
1986年、上述の『第28回日本レコード大賞』に引き続いての出演となった『第37回NHK紅白歌合戦』でこの曲が披露され、披露の際はハレー彗星が地球に最も接近したニュースを交えて紹介されました。 2001年の『第52回NHK紅白歌合戦』ではアメリカ同時多発テロ事件など、大きな戦いが勃発した世相に対して平和を願い、「瑠璃色の地球2001」のタイトルで原田真二のピアノ演奏をバックに歌唱しました。 2020年の『第71回NHK紅白歌合戦』で「瑠璃色の地球2020」として3度目の歌唱。
個人的には、シングル、アルバムを通して一番好きな曲ですね。中森明菜さんをはじめ、多くのカバーも存在します。
自然災害や紛争などの平和を脅かす出来事、世界的規模にまで広がった新型コロナウイルスの脅威など社会的な困難にさらされた今、また歌ってほしいメッセージソングですね。
松田聖子さん、中森明菜さん、紅白歌合戦に名前ありませんでした。妄想ですが、会場にふたりが現れてデュエットするとか…まあ、明菜さんが中継か、録画の可能性も高いし、有り得ないですが。