https://youtu.be/WqD7gknnc_k


 1998年2月11日発売。メジャー3枚目のシングル。オリコン週間11位。

 MALICE MIZER最大セールスを記録した作品。しかし最高順位は前作よりも下でトップ10ランクインにはなりませんでした。 元々は1997年夏に開催されたライヴツアー「STANDING TOUR '97 Pays de merveilles ~空白の瞬間の中で~」の為に制作された。既にセットリストも決まっていた段階でしたが「後もう1曲欲しい」というGacktの申し出で作られました。 歌詞を書き始めたのは、ツアーが始まる5日前でした。テーマは「かつて人間だった女の子とピエロの人形の物語」であり、グリム童話の子供が喜ぶ内容でありながら、裏側ですごく残酷で社会的なエピソードを含む構成を意識しました。 「STANDING TOUR '97 Pays de merveilles ~空白の瞬間の中で~」の段階では平坦なアレンジでしたが、レコーディングにあたって、曲の後半で転調するパートを加えました。 カップリング「月下の夜想曲 de l'image」は「『月下の夜想曲』を映像化したら、その背景にこんな音が流れているんじゃないか」という位置づけがとられました。 生のアコーディオンを入れる際「絶対あの人にやってもらいたい」というKöziの要望で、アコーディオニストのcobaに打診を入れました。cobaのスケジュールが本楽曲のレコーディング予定日の翌日にはヨーロッパに向かわなければいけないというタイトなもので、Gacktが頼み込んだ結果「cobaが曲を聞いた後に、いきなり1回限りの本番」という形で集中的に録音しました。 プログラミングは作曲者であるKöziを中心に行われました。 TBS系TV「江川の食卓」エンディングテーマ。 2011年1月26日発売のオムニバスCD『CRUSH! -90's V-Rock best hit cover songs- 』で、ヴィジュアル系ロックバンドのDによってこの曲が大幅なアレンジでカバ―されました。 この際のメンバーの衣装は歌詞の中の登場人物を意識しており、それぞれManaは人形1(少女の人形)、Köziは人形2(ピエロの人形)、Kamiは貴族、Yu〜kiは使用人。


 当時はビジュアル系が大人気でしたが、ある種、ここまで徹底的にやるかという究極のビジュアル系だったと思います。Gackt、ソロの初期はこの音楽性引き継いでますね。


 今夜は、中秋の名月ですが、雲に覆われてます。

 

  

 



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