1978年11月21日発売。オリコン週間3位。ザ・ベストテン週間1位。
日本国有鉄道(国鉄)が行っていた旅行誘致キャンペーン、及びそのキャンペーンソングとして制作されました。「いい日旅立ち」という名称は、楽曲のプロデューサーを務めた酒井政利さんが考案したもので、スポンサーである日本旅行(日旅、国鉄の指定券発券システムを使用)と日立製作所(日立、国鉄の指定券発券システム及び鉄道車両を製造)にちなんでいます。
当時、百恵さんは阿木燿子さん・宇崎竜童さんのコンビによる楽曲が多かった中で、本作は既にアルバムでは曲を書いていた谷村新司さんをシングル初起用し作られました。
オリコンの集計では53.6万枚で「横須賀ストーリー」に次ぐ2番目となっています)。2005年にNHKが実施した「スキウタ〜紅白みんなでアンケート〜」では紅組10位にランクインされたほか、2007年には日本の歌百選に選ばれています。 結婚式等の祝いの席や卒業式等の旅立ちの席で歌われることも多いですが、谷村さんは「歌詞をよく見て下さい。この唄は決してそんな祝いの席に歌うような、いい意味の曲ではありません」と語っています。
谷村新司さんの楽曲、『昴』にしても、『サライ』にしても、このいい日旅立ちにしてもスケールの大きな曲が多いですね。