https://youtu.be/jMYtD5duMvY
松任谷由実が再び荒井由実名義で発表した28枚目のシングル、1996年7月15日発売。1976年に三木聖子さんに提供、その後1981年に石川ひとみさん、1996年には國府田マリ子さん、2007年には徳永英明さんがカヴァーしました。
三木聖子さん、石川ひとみさんの時と同じく松任谷正隆がアレンジを担当したが、前2作とは異なり、レゲエ風のアレンジになっています。28枚目のオリジナルアルバム『Cowgirl Dreamin'』に、album versionを収録している。
元々東芝EMIの若年スタッフがダメ元で企画した「荒井由実コンサート」(1996年8月13日 - 15日)の一環として発表されました。シングル発売の旨は「KATHMANDU PILGRIM」ツアーの最終日(1996年6月23日)に突然発表されました。
本人曰く「あれは今までの活動サイクルを変える折り返しだった」。
1996年に日本テレビ系で放送された番組『TVおじゃマンボウ』のエンディングテーマに使用されました。
オリコンチャートの登場週数は12週、チャート最高順位は週間5位、累計37.2万枚のセールスを記録しました。
ユーミンが永く支持されているのは、恋愛の風景描写が優れた楽曲を作る才能と、音域が広いわけでもなく、音程が安定しているわけでもないけど、声に倍音が含まれているからというのがありますよね。最新のテクノロジーを駆使した楽曲にも、削ぎ落としたヒューマンな演奏どちらにも対応できる声を持っていると思ってます。上手いから売れるわけではないですね。
『まちぶせ』は、楽曲制作にあたりユーミンが三木聖子さんに会い、色々と話を聞いたそうです。その中で三木聖子さんが語った中学時代の経験が、この歌詞になったとのこと。石川ひとみさんも学生時代に同様の経験があり、この曲に対して親近感を持っていたそうです。ストーカーソングなんて言われることがありますが、当時はそういう概念も言葉もなく、多くの人が経験した恋心ではないでしょうか。