https://youtu.be/YfHyevbgvgg
2021年9月22日発売。51作目のシングル。オリコン週間2位。
2021年8月2日に発表された『ポルノグラフィティ 2021 "新始動"』のファンファーレとなるニューシングルであり、前作『VS』から過去最長となる784日(2年2か月)のインターバルを経てのリリース。
ジャケット写真には暗闇の中から前に向かって歩き出しているメンバーのシルエットが用いられており、混沌とした現在から光るある未来へ進んでいくという意志を感じさせるビジュアルとなっています。
「混沌とした時代の中でプラスもマイナスも受け止めて生きていこう」という力強いメッセージが込められた疾走感ある応援歌。
作曲を手掛けた岡野昭仁さんは「1年くらい前からみんなでユニゾンで歌い合えるような曲を作りたいとずっと思っていた」、「コロナ禍が明けた時に(ユニゾン部分を)歌いあえることを夢見たら、日々が彩られるんじゃないかなと思って作りました」とコメントしています。また、作詞を手掛けた新藤晴一さんは自身のnoteに「こういう時代だから、根拠とかそういうことではなくて、フレフレー、そういう曲をやる意味が今のポルノにはある、という自分の中の理屈があって書いてみた。理屈として、こういう曲、メッセージが必要だと考えた。」と綴っています。
本作のリリースを記念して、公式YouTubeチャンネルでは「アポロ」から「VS」までの全シングル表題曲のMV(フルサイズ)が9月4日より期間限定公開されました。また、同年9月21日から27日にかけて『CYBERロマンスポルノ’20 〜REUNION〜』のパネル展がタワーレコード8店舗で開催されました。
2021年10月4日付オリコン週間シングルチャートで初登場2位を記録。同チャートTOP3入りは2013年の『瞬く星の下で』以来、2位獲得は2010年の『君は100%』以来となりました。
岡野さんは邦楽ではTHE YELLOW MONKEYやユニコーンなど、洋楽ではボン・ジョヴィやガンズ・アンド・ローゼズに影響を受けています。特にガンズ・アンド・ローゼズから受けた影響は大きく、ボーカルのアクセル・ローズへの憧れから、高校3年の文化祭で演奏した際の衣装は父親の釣り用のベストだったと語っています。また自身が詞曲を手掛けた「Let's go to the answer」と「東京ランドスケープ」の歌詞中にはガンズ・アンド・ローゼズの楽曲「Welcome to the Jungle」と「It's So Easy」 がそれぞれ登場しています。一方、新藤さんは邦楽ではBARBEE BOYSやチェッカーズ、中森明菜さんなどに影響を受けています。特にBARBEE BOYSから受けた影響は大きく、新藤さんが初めて購入した楽器は高校1年の頃に買ったソプラノ・サックスで、KONTAのようにサックスを吹きながらボーカルをやりたかったと語っている他、高校2年の文化祭ではBARBEE BOYSのコピーバンドを組み演奏しています。洋楽ではガンズ・アンド・ローゼズやエクストリーム、エリック・クラプトンなどに影響を受けており、エクストリームのギタリストであるヌーノ・ベッテンコートへの憧れは強く、シグネチャーモデルのギターも所有しています。
また、両者共にバンドマンを志したきっかけは「中学生のときにXを聴いたこと」と述べており、新藤さんが初めてコピーした曲は「紅」。
僕は、この二人より1つ学年が下なのですが、やはり年齢が近いこともあり、通ってきた音楽が似ているなと思いました。