https://youtu.be/5WYHAaUlzpw


 10枚目のシングル。6枚目のアルバム『BORN TO BE FUNKY』の先行シングルとして、1990年8月22日に発売さました。オリコン週間3位。

 東京都杉並区高円寺出身のBro.KORN(以下KORN)が東京高円寺阿波おどりモチーフに作った楽曲。プロモーション・ビデオの撮影は高円寺阿波おどりの会場で行われました。

KORN曰く「今まで虐げられてきたけど、お前のために全て頑張ってきたよ」という内容の歌詞で、「お茶の間ファンクやお茶の間ソウル」という親しみやすいメロディが特徴。歌っているのはKORNのみで、Bro.TOM(以下TOM)はレコーディングの段階から一切関わっておらず、音楽番組などで歌う際もTOMは当て振りしか行いませんでした。のちに「レコーディング中、TOMはパチンコに行っていた」とKORNが明かしています

この曲は1990年8月のbayfmパワープレイに採用され、『ヒットスタジオR&N』(フジテレビ)のエンディングでも流されました。

リリース後しばらく反響はなかったのですが、1991年3月30日の『オールナイトフジ』最終回スペシャル(フジテレビ)にKORNがゲスト出演した際、この曲を気に入っていたとんねるずが生放送中に2度曲をかけてくれたところ、フジテレビに曲名を尋ねる質問電話400本が殺到。これをきっかけに、カラオケで歌いやすい曲調もあって大ヒットとなり、1992年1月にはミリオンセラーを突破(累計販売枚数は170万枚)。1991年12月31日の『第42回NHK紅白歌合戦』には、辞退したHOUND DOGに代わり同曲で出場しました。

2006年11月29日には「EXILE&倖田來未」がカバー。これに合わせ、16年3か月ぶりに12cmCDで再発売されました。

2009年11月25日リリースの『DA BUBBLEGUM BROTHERS SHOW ☆多力本願☆』には「WON'T BE LONG〜roots〜」が収録され、新規にTOMのパートも収録されています。

 この後、ブラックミュージックやダンスミュージックがJ-POP界に一気に浸透したと思うので、バブルガムブラザーズの功績は大きいのでしょうね。