https://youtu.be/oN8uAtXzMjE
1996年11月25日発売。5作目のミニ・アルバム『FRIENDS II』収録曲。
テレビ朝日系『超次元タイムボンバー』のテーマソングとして起用されました。
元々は本作の先行シングル曲として作られましたが、「ただでさえ曲数の少ないミニ・アルバムに知っている曲があるのもつまらないだろう」という理由でアルバム収録曲に収まりました。
落ち着いた音色のギターソロや、フルートがフィーチャーされていたり、リズム隊にコンガなどの生楽器が生かされているなど、それまでのB'zの楽曲とは違うアプローチがされています。
短いながらもPVが制作されており、ジャケット撮影に臨むメンバーを捉えた映像と、ジャケットや中表紙に映る女性が登場しています。歌唱映像は入っていません。
年末に放送された『ミュージックステーションスペシャル スーパーライブ96』で、前曲「SNOW」とともに披露されました。
B'zのライブでは2021年に行われた『B'z presents LIVE FRIENDS』にて初演奏されました。
2014年にファンクラブ会報で行われた「まだ自身は聴いたことがないけれど、いつかLIVE-GYMで聴きたいと夢見ている曲」のアンケートで10位に選ばれました。
『FRIENDS II』は、ミニ・アルバムとしては、前作『FRIENDS』以来4年ぶりに発表された作品。『FRIENDS』の続編となりますが、本作は前作のような全曲に1つのストーリー性を持たせておらず、一曲一曲のストーリーが全て独立したオムニバス形式の内容となっています。
松本さんによると「B'zにとってミニ・アルバムは実験の場。今回はB'zが今までやったことのないジャンルに挑戦する音楽的企画になった。」と語っており、本作は従来のB'zの作風とは異なるAOR色の強い曲が多く、ボサノヴァやフュージョン、レゲエの導入、フルート、サックス、フェンダーローズやファルセットを多用したボーカル等がフィーチャーされ、松本さんのギターサウンドにおいてもクリーントーンやカッティング、ワウ等が使用されています。
シングルリリースの構想があったということは、1996年。「Real Thing Shakes」と「FIREBALL」の間に当たる時期ですね。「FIREBALL」でミリオン切りますが、『傷心』でワンクッションあったらどうだったでしょうね。ただ、『いつかのメリークリスマス』のような万人受けする曲ではないと思うし、どちらにしろ、このあたりのB'zってとてもリスナーに媚びずに攻めていましたよね。95年~97年あたりまでの稲葉さんのヴォーカル、最強だし。