https://youtu.be/F7osEYWnPK8


 Love Train/We love the EARTH』は、TMNの25枚目のシングル。1991年5月22日発売。アルバム『RHYTHM RED』のハードロック路線から、TM NETWORK時代への回帰ともいえる覚えやすくポップな曲で、オリコン最高順位1位を記録し、TM NETWORK~TMN時代を通じ、最高の売り上げを記録したシングル(50万枚)。

 アルバム『EXPO』の先行シングル。

「We love the EARTH」は、当時のTMNのレギュラーラジオ番組「Sounds with COKE TMN Rock'n Up」の最終回にて、その時点ではリリースのアナウンスがされていない状態だった本曲がフルで流されています。

 『Love Train』は、カメリアダイアモンド『LOVE EARTH 〜RED ROCK編〜』のCMソングとして起用されました。『RHYTHM RED』ツアーの終了直後にレコーディングされています。そのためかジャケットに写っている3人の衣装はRHYTHM REDライヴツアー時に使用されていたものと同じ(上は、下は)。

小室さんがカラオケを初めて意識して作った曲とコメントしており、タイトルは「デイ・トリッパー」→トリップ→乗り物の名前という流れで思いついたと小室はインタビューに答え「連想ゲームのように出てきた」としています。イントロアナログシンセサイザーのソロは、小田和正さんの「ラブ・ストーリーは突然に」のイントロのギターカッティングから発想を得たとのことです。

アルバム『EXPO』に収録する際、『Club Mix』としてリミックスが施されましたが、最大セールスを誇ったという理由で、シングルバージョンのままアルバムに収録されることとなりました。

作詞には1週間かかり、特に「Train」の前にどんな単語を入れるのかに悩んだそうです。木根尚登さんは「他の作詞家の作品と並べても、『小室哲哉のはこれ』と当てられない程、いつもの小室らしい言い方がほとんど無かった。客観的にみても、すごく成長している」と作詞家としての小室さんを見直したそうです。

『We love the EARTH』は、カメリアダイアモンド『LOVE EARTH 〜勇気の川編〜』として、「Love Train」に先行してオンエアされていました。『TM NETWORK RHYTHM RED TMN TOUR』の途中にツアー先でスタジオを借りてサビ部分だけがCM用に作られ、その後製品盤としてフルコーラスが作られました。

 TMの最大のヒット曲はLove Train/We love the EARTH』。でも多分、『GET WILD』の方が世間に浸透しているし、最大のヒット曲だと思っている人も多いかもしれませんね。バウンドドッグやアルフィーと同じようなパターンでしょうか。彼らに共通するのはヒット曲が多いということですが。TMNの最大のヒットでもハーフミリオンぐらいなのですね。


僕も小学六年生で『Get Wild』に出会い、中学生くらいまでTM NETWORK聴いてて、B'zに乗り換えてしまったクチですね。TM NETWORKからTMNにリニューアルした頃から何となく離れて行ってしまいましたね。最初の『RHYTHM RED』こそ聴いたけれど、ハードロックに以降して、後輩のB'zやXの影響だったのかな。TMの魅力はやはり、ロックの不良性よりも、小室みつ子さんの描く優等生的で、ファンタジーな世界だったと思います。シンセサイザーを駆使したサウンドもそうだけど、宇都宮隆さんの歌声も稲葉浩志さんのようなワイルドなハイトーンではないし。

 それと、逆にB'zの『Get Wild』。確かにかっこいいけど、期待値が大きすぎました。TM NETWORKの楽曲はやはり宇都宮隆さんじゃないとダメなんだなと思いました。TMが『LADY NAVIGATION』や『ultra soul』やってもそうなるでしょうね。

 でも、TMもB'zも両方とも好きなんだな、多大な影響受けたんだなと改めて認識しました。








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