https://youtu.be/swh-wRxVgIo


 1987年7月22日6枚目のシングルとしてリリース。作詞は氷室京介さん、作曲・編曲は布袋寅泰さん

 6枚目のアルバム『PSYCHOPATH』(1987年)からの先行シングルとなりました。後のヴィジュアル系に先駆けた世界観やJ-ROCKを確立したサウンドを特徴としています。解散までの全てのライブで演奏され、同バンドの代表曲となりました。

オリコンチャートではバンド初の1位を獲得し、BOØWYとしては最も売り上げの高いシングルとなりました。後に氷室さんによってセルフカバーされました。

 本作は当初シングルとしてリリースする予定はなく、氷室さんは「BOØWYの楽曲なら何でも売れるというならこれでも食らえという意識で書いた曲」と述べています。布袋さんは特にシングルとして意識した曲ではないと述べた他、アルバム全体のニュアンスを意識してアレンジは決定していると述べています。歌詞は氷室さんが長年温めていたテーマであり、曲に合っていたために歌詞として採用されました。『音楽誌が書かないJポップ批評43 21世紀のBOØWY伝説』にて社会学者の木島由晶さんは、歌詞の韻を踏むセンスや日本語と英語のコンビネーションが絶妙であると述べ、後のヴィジュアル系の嚆矢となった事や日本語ロックをJ-ROCKとして確立した事に貢献した事などを主張しました

 オリコン最高位1位、売り上げ枚数は24.4万枚となりました。

 氷室さんは後のライブにおいて「お前らが俺達を日本一にしてくれた曲」とMCを行いました

 アニメーションを使用したミュージック・ビデオが制作されました。制作はガイナックス。構成としてはアニメーションによる寸劇の途中でメンバーの演奏しているモノクロの映像が差し込まれるものとなっています。アニメーションのストーリーは、近未来のような世界で脱走し追われている主人公が、謎の組織につかまってしまいますが、組織のリーダーの仮面を取ると自分自身だったという内容となっています。

 この曲がギターキッズに与えた影響は、計り知れないですね。多くの人がイントロ、ギターソロを練習したのでは。


BOØWY / MARIONETTE: https://youtu.be/UQ5BLs-2C5A

 

  

 









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