https://youtu.be/ujHgSf68VkY
1999年5月19日発売。ビデオシングル。オリコン週間1位。
本作品は、2022年1月現在、オリコンにおける日本でのミュージック・ビデオ作品の歴代売上1位。この作品の監督は、当時STUDIO4℃に在籍していた森本晃司さん（現在は"phy"（ファイ）を主宰）。経緯は、GLAYのメンバー自身が、兼ねてから森本晃司さんの熱狂的なファンで、直々に依頼しました。
この作品は、オリコンのシングルチャートでも特別にチャートインが認められたビデオであり、後にこのように映像作品をシングルチャートにランクインさせた例がありません。シングルチャートとビデオ（VHS）チャートに2重ランクインしていました。現在はDVDシングルやBDシングルを出しても、DVD/BDチャートにのみランクインするのが通例です。このように、現在の集計条件と大きく異なるため、オリコンの過去のチャートでは一切表記されておらず、チャートインした順位が欠番となり「サバイバル」の存在も消されていました。ただし、ORICON CHART BOOK及び有料制のサービスであるyou大樹ではオリジナルデータのまま、チャートイン扱いされています。
『COUNT DOWN TV』のチャートはオリコンに準じてシングルチャートにランクインさせていました。2017年4月2日までの集計条件に従った場合、「サバイバル」が1位を獲得した週は、SPEEDの「Breakin' out to the morning」（最高2位）が真の1位を獲得したことになりますが、現在は「曲」主体のランキングであるため、集計条件に従った場合「サバイバル」が1位を獲得したことになります。
発売年である1999年には、ビデオシングルとしてモーニング娘。の「ザ・ビデオ LOVEマシーン」などが発売されヒットもしていたが、シングルチャートにはランクインさせていません。後に発売された、GLAY自身のDVDシングル「いつか」（2003年発売）も、発売後シングルチャートにはチャートインさせていません。
有線放送・ラジオへのプロモーション用のものを除き、CDシングルは存在していません。また、他作品に収録はされたが、単独ではDVD化されていない。本来シングルなら17thシングルとして扱われますが、このビデオシングルはカウントされていません。
5thアルバム『HEAVY GAUGE』には「SURVIVAL」（アルバムバージョン）として、ベストアルバム『DRIVE-GLAY complete』には本作品の「サバイバル」が収録されています。
・サバイバル 2-7-D ANIMATION VERSION
シングルバージョンでは「放れんだ」（ほうれんだ）という箇所を「はなれんだ」と間違って歌っていますが、レコーディングを終えたTERUが満足げな表情をしていたため、TAKUROは指摘することができずそのまま採用されました。アルバム『HEAVY GAUGE』に収録されているテイクでは「ほうれんだ」と正しく歌っています。アニメーションの効果音が収録されており、通常バージョンより20秒ほど長くなっています。
・サバイバル LIVE VERSION (99.3.10 IN TOKYO DOME)
- テレビ東京『KAIKANフレーズ』オープニングテーマ。
- 『TDK ミニディスク MDシリーズ』
https://youtu.be/opttPijP4fc?feature=shared
【データ 】会場：千葉県千葉市美浜区幕張メッセ駐車場特設ステージ 日時：1999年7月31日 開場：10時30分 開演：16時30分 終演：19時30分 入場者数：20万人（日本音楽史上最大動員） 総制作費：30億円 会場総面積：18.5ha（東京ドーム約4個分に相当） 会場規模：縦700m、横264m ステージ規模：全長145m、高さ40m 照明：15,000台 音響：30t 大型ビジョン：700インチ1台（ステージ上に配置）、400インチ2台、11面の大型モニター 終演後花火本数：1,500本 機材総重量：4,650t（11t車350台、20t車40台） 総スタッフ数：7,500人（アルバイトを含む） 警備員：3,000人 警察官：320人 消防士：80人 救護施設：7カ所（医師：6人、看護師：104人） 仮設トイレ：1,500個 ツアーバス：500台 臨時シャトルバス：600本 JR臨時便：39本 海浜幕張駅駅員：150人（通常10人） 取材メディア：TV・35番組、新聞・15紙、雑誌・50誌 海外取材者数：100人 臨時宿泊所：6,000人収容 当日の気温：33℃
