https://youtu.be/YDJIpSjIVWM
1997年7月2日発売。7枚目のシングル。
三貴「銀座ジュエリーマキ エステートツインジュエリー」TV・CFイメージソング。
前作「Hate tell a lie」の大ヒット中にリリースされ、オリコン初登場1位を獲得。
CMタイアップが急に決まったので、サビの30秒間が最初に作られました。華原さんはこの形でのレコーディングをしたことがなかったので、歌に向かう気持ちの根拠・切っ掛けを探しながら歌ったそうです。歌詞は今まで通りプライベートの華原さんの心境に近かったのですが、考えすぎると悩みに入ってしまうので、自分と重ね合わせず、飽くまでも歌の主人公の気持ちを大切にして歌ったそうです。 前作に続いてのブルースハープ演奏(イントロ部分)を使用・披露しています。前作ではただ横に動かしていただけも同然でしたが、本作では小室さんから持ち方・揺らし方のテクニックを教えてもらった上で挑んだそうです。
PVは、スクリーンに映し出されたオーケストラをバックに、マエストロに扮した華原さんが歌うというもので、小室哲哉さんも出演しています。
小室さん曰く、最初はダンス・ミュージックのようなアップテンポの曲を作っていましたが、ふとピアノを弾いている時に突然浮かんで出来上がった曲。
レコーディング前にバリ島で休暇を過ごした後に歌入れをしました。そのために華原さんは「終始くつろいだ気持ちで歌えた」と言います。レコーディングは普通のスタジオではなく、バリ島の「普通の家」とも言える小室の所有する別荘のリビングにミキサー等の機材を持ち込み、声の反りを安定させ、共鳴を調整するために壁に吸音材を貼ったり、洋服を大量にかけたり等手作りの感覚で制作しました。スタジオデザインはミキシングを担当したキース・コーエンが全てを取り仕切りました。小室さんにとっても華原さんに提供した楽曲の中で、最も気に入った曲となりました。
発売時にミュージックステーションでは小室哲哉さんのピアノによるアコースティックバージョンを披露しています。
「今夜不機嫌な顔で別れちゃった ごめんね そこまでは広く心をもてなかった」という歌詞が、前作の歌詞でやりすぎたことを小室さんが謝っているようにも捉えられると、当時言われてましたよね。
アルバム『storytelling』のジャケットの写真・テレビCM撮影は「プライベートで華原さんと小室さんがクラブにデートに来ている所を、写真週刊誌のカメラのファインダーが狙っている」と言う設定で行われ、クラブはエントランスから店内まで再現されました。当時小室さんが所有していたフェラーリ5台が撮影スタジオに持ち込まれ、その中にはフェラーリ・F50が含まれていました。当時のプロデューサーでもあり恋人でもあった小室哲哉さんが華原朋美さん作品の中では、唯一ジャケットに写っていることで話題になり、特に裏ジャケットで2人が微笑ましく見つめ合う姿が写っているため、“ラブジャケ”などとも呼ばれました。
アルバム『storytelling』のジャケット見て「やっぱりただの痴話喧嘩だったのかな」と思いました。ところが…。(>д<*)