https://youtu.be/bH1u6maQZEg
1998年2月11日発売。14枚目のシングル。
前作から約1年ぶりに発売されたシングル。リリース当時はバンド活動を休止していたため、休止中に発売された唯一のシングルとなりました。
オリコンチャートで初登場1位を獲得。初週36.1万枚、累計売上66.4万枚。
桜井和寿さんがProtoolsを駆使して作った曲であり、リズム隊以外は全てマンションで制作されたものだそうです。サンプリングも多用されており、イントロの付点8分で聴こえるクラップとは別で鳴っているパーカッション風の音色は、桜井さんが自分の頬を叩いている音。桜井さんは「なるべくいい響きが出るようにと、マンションの中で残響がものすごくあるところを探して、マイクをセッティングして録りました」と語っています。イントロのシーケンスフレーズはローランド JP-8000で作られたもの。
ミュージック・ビデオは、ビートルズとグラムロックのパロディバンドが音楽番組で演奏する映像が使われており、ミュージック・ビデオでボーカルを担当しているのはいずれもブライアン・バートンルイス。また、活動休止中であったものの、少年役として桜井さんが登場しています。
歌詞はやけくそ感、破れかぶれ感がありますが、前向きで良いですね。発売当時は「これ、売れないわ」と思いましたが、今聴くとむちゃくちゃかっこいいデジタルロックとアコースティックギターが融合した曲ですね。売れるとか売れないとか関係なく、実験的な名曲だと思います。
PVに本人たちが出てなくて、ひょっとしたらこのまま解散してしまうのではないかと考えたりしてました。次に『終わりなき旅』というとんでもない名曲が来て杞憂に終わりましたが。今考えるとウォーミングアップ的なシングルだったのかなあ。