https://youtu.be/96P0YFo3pIk
2001年8月22日発売。20枚目のシングル。オリコン週間1位。
前作から約1年ぶりに発売されたシングル。ジャケットに描かれている宙に浮かぶ岩の絵はベルギーの画家、ルネ・マグリットの代表作『ピレネーの城』を模したもの。アートディレクターは信藤三雄さん。オリコンチャートで、累計売上は47.8万枚。
アルバム『IT'S A WONDERFUL WORLD』のプロローグとして作られ、歌詞にはファンへの思いやエール、過去のMr.Childrenへのメッセージ、これからのMr.Childrenの音楽性の変化への決意が込められています。
アコーディオンはプロデューサーの小林武史さんによるもの。桜井和寿さんの歌は自宅のスタジオで録ったものが採用されています。
明け方の5時くらいにメロディが桜井さんの頭の中で鳴っており、それを自宅のピアノで音をなぞりながら作ったとのこと。思い浮かんでいたメロディとは違う音を1音弾いてしまいましたが、やり直さずにそちらを採用したそうです。
桜井さんは、「デビュー前考えていたように、自分以外の誰かの為に愛の歌を歌ってみたいと今再び思える自分がいる」と思い、歌入れの際には感極まり声が震えてしまったといそうです。この曲は、前妻と、その間に産まれた娘さんに向けて歌った懺悔の曲だと言われていますね。後悔という言葉が出てくるのはそういうことなのですね。後、デビュー後、ブレイクして行く自分用に関わってくれた人たちへ。
ようやく、『深海』や『BOLERO』の頃の苦悩から抜け出し前へ進んで行く決意ができた曲なのかなと。明確に光が見えている曲でしょうか。
この当時、ミスチルですら、ハーフミリオンくらいの売り上げになってしまったのですね。まあ、売り上げは関係なく、ミスチルにとって重要な曲だったように思います。