https://youtu.be/1ppzghvsAjM


 1993年8月5日発売。ソロ1枚目のシングル。オリコン週間3位。

 50%&50%」と同時リリース。

 「50%&50%」と対になっており、本作は緑色。対になっているのには秘密があり、目のイラストを繋げるように2枚のジャケットを置き、寄り目にして2つのジャケットを重ね合わせると、目の錯覚で瓶の中にいるhideが浮かび上がる仕掛けになっています。

 また、隠しトラックが収録されており、92トラック目に「EYES LOVE YOU (JUNK VERSION)」を収録。

 「きちんと楽曲が出来上がってから、ソロデビュー宣言をする」という思いから、「ラフォーレ原宿でソロデビューを発表して、その後原宿の歩行者天国で『OBLAAT』を披露する」というソロデビューイベントが企画され、当日でも入念に準備されていましたが、雨天のため中止となりました

 2007年12月12日マキシシングル化され、再発売。

 2013年、hideソロ活動20周年を記念した「hide TRIBUTE SPIRITS」シリーズの中では、「TRIBUTE III」でA(エース)、「TRIBUTE IV」にて松永貴志さん、「TRIBUTE VII」では作詞を担当した森雪之丞さんBUCK-TICK今井寿さんがそれぞれカバー。

 hideが自宅で打ち込んできたリズムパターンをベーシックに制作が進められました

 楽曲のアイディアが浮かんでも、打ち込んでいる時にアイディアが消えてしまうため、制作が進まないことに苛立ちを覚えたhideは本作を最後にhideが打ち込みに着手することはなくなりました

 最初は、なかなかX JAPANのレコーディングが進行せず、しびれを切らしてソロ活動を始めたのかな。

 アルバムを制作するにあたって、一部の歌詞を森雪之丞さんに頼んだのは、「『テーマは固まっていたが、この詞は書けない』と思った。外注にためらいはなかった」という思いでオファーを出しました。その後「今の俺では書けないことを書いてくれた」と賞賛しました

 シングルバージョンはドラムやベースは打ち込みでしたが、アルバムでは、テリー・ボジオとT.M.スティーヴンス主導で再レコーディングが行われましたシングルバージョンではグルーヴが合わなかったアコースティック・ギターリズムギターを新規テイクに差し替えています


 当時、僕はギタリストが歌うことに抵抗を覚えていました。だから、布袋寅泰さんが歌うこともあまり…でしたが、hideのソロデビュー以降、その感覚が無くなったのが不思議。


 もう27回忌。当時あなたより10歳若かった僕はあなたより16年も歳を取ってしまいました。


 

  

 





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