https://youtu.be/-qoVeoG8XuU

 

 ソロ8枚目、hide with Spread Beaver名義では1枚目となるシングル。1998年1月28日発売。オリコン週間4位。

 X JAPAN解散後初のソロシングルであり、当時、X JAPAN解散のショックで落ち込むファン達へ向けた「クヨクヨせずに前を向いてロケットのように飛び出していこうぜ」というhideからのメッセージが込められている。そのため全体的に明るい曲調でポップな曲に仕上がっています。「一刻も早くファンの元へ届けたかった」というhideの言葉通り、X JAPANの最終公演「THE LAST LIVE」からわずか1ヶ月足らずで発売されました。 

 この曲を閃いたきっかけは当時、テレビでサッカーワールドカップのアジア予選を見ていたhideが選手の戦いぶりに感動したのと、サポーター達の熱い声援が、自分自身のファン達にも重なって見えて共感を覚えたことがきっかけ

 hideはこの「ROCKET DIVE」から次回作「ピンク スパイダー」「ever free」に渡るまでの一連の楽曲を3部作の繋がった楽曲として制作しており、「ROCKET DIVE」には「若いうちは失敗を恐れずにどんどん世界へ飛び出して行こう」というメッセージが込められており、「ピンク スパイダー」には「でも飛び出した世の中はそんなに甘くはない」という「失敗と挫折」を歌った曲であり、「ever free」には「それでも人生は何度だってやり直せる、可能性を信じて生きて行こう」というメッセージが込められた楽曲であると生前語っていました。

 イントロは、KISSの「ROCKET RIDE」のイントロをオマージュしています。これは、hideの憧れのギタリストがエース・フレーリーだったから。(因みに「ROCKET RIDE」の作詞作曲とリードヴォーカルはエースであり、ドラム以外の楽器も全てエースが担当しています)。ほぼ四半世紀前の曲とは思えないですね。やっぱりhideを失ったことは、色んな意味でX JAPANには痛かったと思います。


 hide TRIBUTE SPIRITS』では布袋寅泰さんがカバーしています。さらば赤い髪のエイリアン キミの作ったROCKETに 愛を込めてアディオス…』という歌詞が付け加えられています。これは泣けます。


 



  

 



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