https://youtu.be/y4tmVG1UYH4


 1998年5月27日発売。hideのソロ10枚目、hide with Spread Beaver名義では3枚目となるシングル

 hideの急逝直後に発売されたシングル。オリコンシングルチャートでも2作連続の1位を記録しました。また、前作「ピンク スパイダー」が2週連続で1位であったため、オリコンシングルチャートにおいては2作によって3週間、hide with Spread Beaverが1位を独占していたことになります。

タイトルは直訳で「ずっと自由で」といった意味でありますがが、このような英語は存在せず、hideの造語です。また、hideは「普遍的な自由」とも言っています。

hideが生前に完成させていたシングルとしては、結果的に最後の作品となりました。

またhideは前作である「ROCKET DIVE」「ピンク スパイダー」からこの「ever free」に渡るまでの一連の楽曲を3部作の繋がった楽曲として制作しており、「ROCKET DIVE」には「若いうちは失敗を恐れずにどんどん世界へ飛び出して行こう」というメッセージが込められており、「ピンク スパイダー」には「でも飛び出した世の中はそんなに甘くはない」という「失敗と挫折」を歌った曲であり、「ever free」には「それでも人生は何度だってやり直せる、可能性を信じて生きて行こう」というメッセージが込められた楽曲であると生前語っていました。

2007年5月2日マキシシングル化され、再発売されました。

2016年、TVアニメ『ダンガンロンパ3 -The End of 希望ヶ峰学園- 希望編』の最終話で、エンディング曲として使用されました。hideのファンである原作者の希望によって実現しました。

 

暮れゆく日々眺めてたら 色褪せた SUNNY DAYS 消えてゆく 最初のメロディー 何処でナクシタのだろう?』

 僕は、周囲の反対を押しきって他人も羨むような会社を辞めて、自宅に引きこもりがちで途方にくれていたことを思い出します。追い討ちをかけるようにhideは天国へ行ってしまうし。

夢を語っていた自分も結局は夢を叶えられずに絶望している現実自分はなにをしたいの?


 だから、「ROCKET DIVE」「ピンク スパイダー」「ever free」の3曲は大変複雑で、乱れた気持ちで聴いていましたね。自分と重なりすぎて。でも、この3曲にはとても救われました。

 hideが亡くなって、月日が流れました。全然hideの音楽、ファッションが古臭くなっていないですね。いまだ時代の先を行っているような気がします。

「デタラメと呼ばれた君の自由の 翼はまだ 閉じたままで眠ってる」このサビの歌詞はいまだに涙します。当時は全然意識してなかったのですが、YOSHIKIに向かって歌っている説があるのですね。確かに。「今回は、アメリカ進出はうまくいかなかったけど、いずれまたX JAPAN再開しようぜ、いつか再挑戦しようぜ。」と言っているのかな。

 

 

  


 



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