1982年5月1日発売のデビューシングル。オリコン週間30位。

 この楽曲は、来生えつこさん来生たかおさん姉弟作詞・作曲。本作のレコーディングはロサンゼルスで行われました。自身にとって初のレコーディングでしたが、「スローモーション」のレコーディングでは、どうしても「スローモションー」と歌ってしまい、ディレクターに複数回注意されてしまったと明菜さんは明かしています。「スローモーション」をリリースしてから3年後の1985年5月1日発売の映像作品『はじめまして 中森明菜』にて、本曲のレコーディング風景が収録されましたロスでのレコーディングより帰国直後、デビュー曲の選考作業に入りました。デビュー曲の候補としては、スタジオ・アルバム『プロローグ〈序幕〉』収録曲から本曲をはじめ、「銀河伝説」、「あなたのポートレート」、「Tシャツ・サンセット」の4曲が挙がっていました。これらの楽曲のテープを持ち各地のレコード会社の営業所を周った後、さらに明菜さんは「若い子の意見も聞きたい」との理由から、母校である清瀬中学校に赴き、生徒にアンケートをとっています。このクラスでは「Tシャツ・サンセット」が一番人気となり、次点が本曲「スローモーション」だったそうです。明菜さん本人は「銀河伝説」が好きだったのですが、最終的には「スローモーション」がデビュー曲となりました

明菜さんは次作少女ATBS系音楽番組ザ・ベストテンに出演した際に(1982年9月23日放送)、「少女A」よりも「スローモーション」の方が好きですとのコメントを残しています

 僕は『スローモーション』を明菜さんがテレビでリアルタイムで歌っていたのは僕は幼すぎてほとんど記憶が無く、後から知ったのですが、声が少女の声(確かに明菜さんだけど)なのでびっくりしました。次の『少女A』では、ちょっと大人びてくるので、この声が聴けるのはデビューアルバムのプロローグ〈序幕〉』だけですね。

 中森明菜さんと小泉今日子さんが82年組では賞レースでは6番手、7番手でした。その後の大活躍でそれが信じられませんが。エースは遅れてやって来る。

 


 「スローモーション」は個人的には最大のヒットになった「セカンド・ラブ」よりも好きです。それに、セルフカバーすると、必ず原曲と比べてああだこうだ言ってしまいますが、この曲も原曲が1番なのは違いないのに、歳を重ねた「スローモーション」も良いねと感じてしまう不思議な曲です。僕だけかな。



 

 



 

 


 

 

↑この2024年5月1日発売の、2024年ラッカーマスターサウンドの『ベスト・コレクション〜ラブ・ソングス&ポップソングス』、未発表曲として『HELLO MARY LOU(2024 mix)』が収録されております。

 以前発売された

『ベスト・コレクション〜ラブ・ソングス&ポップソングス』を購入した方は、この曲と『赤い鳥逃げた(2024 mix)』が追加収録されたことと、封入特典が入っていること、ラッカーマスターサウンドになっていることを考慮して、ご購入してみてください。もともと良い音になっていたので、真新しさは未発表曲と封入特典だけだったのですが、音にこだわりのある方、コレクターの方には良いのではないかと思いました。僕はちょっと本来なかったアレンジが加えられていることだけ、残念に思いましたが、今回は、

『HELLO MARY LOU(2024 mix)』目的で購入いたしました。








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