https://youtu.be/IxN5s8YipbI


 1995年5月10日発売。デビューシングル

 TBS系ドラマ『セカンド・チャンス』主題歌。オリコンシングルチャートでは登場8週目で週間1位を獲得。このシングルが岡本真夜さんにとって唯一の同チャート1位獲得曲となっています。

地元の1つ上のバイト仲間から恋愛などの悩みを相談され、慰めるために書かれた曲で、元々はミディアムバラードとして制作されました。大手美容企業のCM曲として1994年9月に発売されることが決まりかけたが、CMタイアップの話が流れてしまい発売未定となってしまいました。

その後ドラマ『セカンド・チャンス』のプロデューサーである伊藤一尋さんがこの曲を気に入り、ドラマ主題歌に採用されることになりましたが「アップテンポにしてくれ」と言われ作り直されました

1995年1月17日兵庫県南部地震cf. 阪神・淡路大震災)の後、多くの人々が曲から「勇気をもらった」「元気づけられた」という声を貰ったそうですオリコンによる累計売上は、177.3万枚で、出荷枚数は200万枚を突破する売上を記録しました。シングル・アルバム含め自身最大のセールスにもなりました。

岡本さんはこの曲で『第46回NHK紅白歌合戦』に初出場して、テレビデビューを果たしました。

1996年には第68回選抜高等学校野球大会入場行進曲に選ばれました。2003年には、日本映画ベースボールキッズ』の挿入歌として使用されました。

2005年の『第56回NHK紅白歌合戦』出場者選考アンケート「スキウタ」でも紅組69位にランクインしました。

 ZARDの『負けないで』と並ぶ人生の応援歌として聴き継がれるスタンダードナンバーとなりましたが、ご本人は曲が独り歩きして、人前に出ることが苦手にも関わらず、メディアに出ないと仕方ない状況になってしまったようです。バラードが得意なのにアップテンポになってしまったことも。多くの人を励ました楽曲でも、歌っている本人に葛藤が生まれることも珍しくないのですね。岡本真夜さん、たくさん良い曲あります。

 

 

 

 




 



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