https://youtu.be/KRO-H2Zw55s


 1998年10月14日発売。14作目のシングル。オリコン週間1位。

 前週発売の「snow drop」と合わせ、シングル2週連続発売の2週目に発売されたシングル。本作がL'Arc〜en〜Cielでは最後の8cm盤シングルのリリースとなりました。

 通算5作目のオリコン週間シングルチャート初登場1位を記録するとともに、前週リリースの「snow drop」が2位を記録したことにより、チャートの1位・2位を独占しました。L'Arc〜en〜Cielは既に1998年7月、「HONEY」と「浸食 〜lose control〜」で1位・2位を独占しており、これにより史上初の2度目のオリコン週間シングルチャート1位・2位独占を記録しました。

1997年発売シングル「」での活動再開から1998年末迄の僅か1年の間に、L'Arc〜en〜Cielは8枚のシングルをリリースし、一躍有名となりました。

 

日本テレビ系番組『知ってるつもり?!』エンディングテーマ。
詞を手掛けたhydeは「曲を聴いてると、なんだか寒くなって。歴史的な過ちとか、統制とか、そういう時代の不可思議なものを感じた」「詞を書いてるときは、ずっと海の上で戦火に包まれる状況を考えていた」と述べており、「神に対する疑問や国が争うことへの疑問」をテーマとしています。
作曲者であるkenは「家で作ってるときはこんな濃い曲になる予定じゃなかったんですよ。それがギターソロにティンパニを入れたあたりから凄いことになった」と述べています。また、hydeは詞を書く前に完成したオケを聴き、「あまりに壮大で笑った」「あまり深く考えずに歌詞を書きだしたんだけど、"こりゃ間奏に持っていく言葉が普通では負けてしまうな"と思った」と述べており、<神の名を><新たなる国>といった強いフレーズが歌詞に取り入れられました。ドラムフレーズバックビートを刻む一般的なドラムビートではなく、変則的かつマーチング・ビートのため、ほとんどがスネアドラムで構成されており、フィルインもスネアが主役。そのため、ハイハットは殆ど使われておらず、フィルインの時にしか使われていません。フィルイン自体も、手数の多いyukihiroにしては簡素で、既記したスネアを中心にハイハット、その組み合わせにクラッシュシンバル、そしてタムを加えた簡素な物。また、yukihiroがフィルインでよく用いるチャイナシンバル楽曲内では一切、使用されていません。このドラムのアプローチはkenの「スネアを使って巷にあまりないリズムで」というリクエストがきっかけで、yukihiroは「曲の仕上がりはドラマティックになってるけど、ドラムは最後まで展開しない。それだけでカッコいいんだから、余計なことはいらないなと思った」「スネアのアクセントだけで一曲やるのはZI:KILLの頃にもやったから、そんなに苦労はなかったです」と述べています。シンバル系をほとんど使わず、マーチングみたいに強弱をつけたスネアドラムでリズムを刻むことで楽曲にダークな世界と壮大さの両方を感じさせるようにしているんですね。ミリオンとはなりませんでしたが、これはラルクの傑作のひとつじゃないかなあと思ってます。

 

 

 

 







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