https://youtu.be/hPGJQHYKZgc


 1994年5月25日発売。オリコン週間26位。

 上京後の1993年にリリースしたデモテープ『SPEED POP』に、原型となる楽曲「JULIA (reason for so long)」が収められています。その後、YOSHIKIが作詞と一部の作曲を手掛ける。クレジットは、作詞:YOSHIKI、作曲:YOSHIKI・TAKURO

1995年3月1日発売のファーストアルバム『SPEED POP』には、冒頭の雨の音をカットしたアルバムバージョンが収録されている。このバージョンは、2009年10月21日発売のベストアルバム『THE GREAT VACATION VOL.2 〜SUPER BEST OF GLAY〜』にも収録されています。インディーズアルバム『灰とダイヤモンド』には、アレンジの異なるバージョンが収録されています。冒頭に雨の音が入っているシングルのオリジナルバージョンはアルバムには収録されていないが、『SPEED POP Anthology』にはこのシングルバージョンをベースにリミックス・リマスタリングが施された音源が収録されました。

 

YOSHIKIのアレンジが前面に出ており、ストリングスを多用し、楽曲の後半ではYOSHIKIがピアノで伴奏しています。YOSHIKIによるピアノの演奏はTAKUROが提案しました。「YOSHIKIにプロデュースされるバンドはみんなYOSHIKIに気合を入れられる(殴られる)」という噂があったことから、「ピアノを弾いてください」と頼めばプロデュースを断られるだろうと考えたためですが、意外にもYOSHIKIが快諾したので実現した、とTAKUROは語っています。発売当時は「YOSHIKIの七光り」と評されることもあり、YOSHIKIのファンからは「YOSHIKIを七光り扱いするなんて!」と激怒されたそうです
原型となった楽曲は、TAKUROがアマチュア時代の16歳の頃に作詞作曲した「JULIA (reason for so long)」。この楽曲がYOSHIKIの目にとまり、アレンジが加わり「RAIN」となりました。メロディはほとんど変わっていないのですが、歌詞はまったく異なっており、バックのサウンドも元々はアコースティック・ギターのみでした。
作詞の名義がYOSHIKIになっていることもあり、ライブでは滅多に演奏されません。TAKURO曰く、「YOSHIKIさんを超えるアレンジができなかった」といいます。しかし、「GLAY EXPO '99 SURVIVAL」開催前のラジオで、EXPOのチケットが完売したらこの楽曲を演奏すると発言。公約通り、アンコールにロックバージョンで披露しました。また、2015年に開催された「20th Anniversary Final GLAY in TOKYO DOME 2015 Miracle Music Hunt Forever」では、YOSHIKIをゲストに据えて披露されました。
テレビアニメヤマトタケル」の初代エンディングテーマとしてタイアップしており、オープニングテーマもGLAYの「真夏の扉」ですが、アニメ側が発売したビデオにはこれらの楽曲は未収録ですが、CSでの放送では、そのまま楽曲が使われています
 これは、当時、YOSHIKIにGLAYのライブが目にとまったということで、話題になり、気になって聴いた記憶があります。ただ、どうにも、TERUの長髪が凡庸なビジュアル系を感じさせ、YOSHIKIのプロデュースから外れると消えていくのだろうなってサラッと流した記憶があります。歌詞もアレンジもYOSHIKIの世界で、X JAPANでやってもいいんじゃないの?と思いました。それから、約一年、髪をスタイリッシュにまとめ、スーツを着たGLAYが歌番組に登場、ビクトリアのCMで流れてる曲(グロリアス)を歌っていて、今までのビジュアル系とは趣が異なるキャラクターも合間って、CDショップへ足を運んだ思い出があります。あのYOSHIKIのプロデュースを歌っていたバンドと同じとは最初は気付きませんでした。
 多分、最初の路線で行ってると、埋もれてしまっていたと思うので、佐久間正英さんに移行して大正解だったのだと思います。見出だしたYOSHIKIの目も確かなのだけど。
30周年おめでとうございます。これが30年前の曲になってしまうんですね。








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