https://youtu.be/W5cZcrkQ-b4
1997年3月5日発売。9枚目のシングル。オリコン週間3位。
トリプルミリオンセラーとなった2作目のアルバム『FACES PLACES』の先行シングルとして発売された。ミュージックビデオはレコーディング風景や台湾でのプロモーション活動の様子がまとめられたものとなっています。
小室哲哉さんが作曲した全楽曲の中で最もハイトーンな曲であり、裏声を一切使用しない地声でのKEIKOの限界声域を用いているため、本人も体調が万全な状態でなければ歌えないそうです。いわゆる金切り声ですね。KEIKOってピッチが不安定だけど、独特な色気のある声ですね。でも、苦手な人は苦手かも。
小室さんがギターを弾いていたら「C-G-C-G」から「Bm-F#m-Bm-F#m」と鍵盤では絶対使わないコード進行に計算無しで自然に行き着きました。
歌詞中に出てくる年号(1970年、1981年、1984年、1994年、1997年)について小室さんは2015年にTwitterで「全部僕の大事な年号」と発言しています。 その後インタビューで「大事な」理由を発言しました。
1999年発売のリミックスアルバム『FIRST REPRODUCTS』収録のライブバージョンでは最後の年号を「In 1999」に置き換えました。2005年、iTunes向けに配信された『iTunes Originals』では同様に「In 2005」と歌われており、2015年の『Remode 1』でもこのボーカルが用いられています。
2016年には「MUSIC VIDEOドラマプロジェクト」で本曲をモチーフにしたMVドラマが制作され、新川優愛さんが主演しました。
銀座ジュエリーマキ「エステートツインジュエリー」CMソング。ブルース・ウィリス、失語症で引退表明してしまいましたね。寂しい。
アルバム『FACES PLACES』は、全体のテーマが「ニルヴァーナの終結」「グランジの崩壊」「ギターのハネる表現・特有のグルーヴ感・スウィング奏法を表現し切ること」だったそうですね。1stの『globe』は“そりゃ売れるでしょう”というダンスアルバムでしたが、こちらはglobeにおけるロックアルバムだったと思います。僕はこの2枚目の『FACES PLACES』今でも好きで、たまに聴きます。globeのアルバムで一番聴いたかもしれません。売上を落とすのも想定内で作られた渋い作風だなと思います。