https://youtu.be/AsWX4bkwUXU


 1996年7月1日発売。通算25枚目のシングル。オリコン週間5位。

 日本を代表する陸上競技短距離走)の選手だった高野進さん(現在は東海大学陸上競技部監督・日本陸上競技連盟理事)は、東京都国立霞ヶ丘陸上競技場旧国立競技場で開催された1991年世界陸上選手権の男子400mに出場すると、日本人選手としては(夏季オリンピックを含む)世界規模の陸上競技大会の同種目で初めて決勝へ進出。決勝のレースを7位で終えた直後の高野選手に対して、妻が「私が彼に金メダルをあげたい」というねぎらいの言葉を掛けた。ボーカルの渡瀬マキさんがそのやり取りを収めた映像に感動したことがきっかけで、楽曲の誕生に至りました

2000年代の中盤以降は、「阪神タイガース藤川球児投手が在籍中の主催試合で登板する際に流れるテーマソング(登場曲)」として、野球ファンを中心に広く知られています。藤川投手は、高知市立高知商業高等学校時代の同級生だった女性と、阪神への入団2年目(2000年)に結婚。この曲が妻の愛聴曲で、交際中からの思い出と重なることを踏まえて、「観客やファンにどうしたら自分を表現できるか?」と熟考した末に登場曲に採用したそうです。

この曲が1996年7月1日のリリース後に再び注目されたのは、「火の玉ストレート」と形容される豪速球を武器に、藤川投手が2004年のシーズン途中から「勝利の方程式」の一角を担う救援投手(セットアッパークローザー)として一軍に定着したことによります。阪神の主催試合では、藤川投手登板のアナウンスが球場内へ流れるたびに、観衆の阪神ファンがメガホンを左右に振りながらこの曲を歌うようになりました。それほどまでに高い人気を受けて、インペリアルレコードテイチクエンタテインメントJ-POP専用レーベル)では、2007年8月1日に再発盤シングルを発売。発売初週に3,629枚を売り上げた結果、当該週のオリコンチャートで38位を記録しました。再発盤には、オリジナル盤の音源にデジタルリマスタリング処理を施す一方で、藤川投手が阪神のユニフォーム姿で主催試合に登板した際の写真をジャケットに採用しています。

  阪神タイガース頑張って!

藤川球児以来、あまり抑え投手には困ってなかったのにね。今年は何もかもがちぐはぐです。((T_T))今夜もサヨナラ負け(*_*)⚡。