https://youtu.be/qlI7GAHnMfM
1993年11月10日発売。9作目のシングル。
オリコンでは「WEEK END」以来となる最高位タイの2位を記録。次作「Rusty Nail」で初のシングル・チャート1位を達成しますが、売り上げでは本作がバンド最大のヒット作。
グループ名改名後の第1弾シングル。1992年に第43回NHK紅白歌合戦のテーマ・ソングとしてYOSHIKIが書き下ろした「Tears ～大地を濡らして～」が基になっているため、「Tears ～X JAPAN Version～」とよく表記されました。HIDEがYOSHIKIにX JAPANの曲としてレコーディングをするよう進言したという逸話があります。また、HIDEが最も愛した曲だったといわれ、X JAPANにとっては特別なバラードだそうです。YOSHIKIはこの曲が亡き父親に対して「いつか、僕は貴方よりも歳をとるだろう」と想って書いた曲であると明かしています。作詞でクレジットされている白鳥瞳とは、YOSHIKIのペンネーム。そして此の曲の歌詞には白鳥瞳(YOSHIKI)の芸術観が見せられていると言われています。
本作収録のオリジナル・バージョンはアウトロのフェードアウトが非常に長く作られています。コンピレーション・アルバム『BALLAD COLLECTION』に収録されたものはアウトロを大幅に削っており、演奏時間は7分12秒にまで短くなっています。なお、Toshlは「Tears」を最も好きな曲の一つに挙げている。X JAPANの再結成前にYOSHIKIがToshlとカラオケに行った際には、この曲をToshlにリクエストしたと言われています。また、小泉純一郎元首相はX JAPANでこの曲をもっとも好んでおり、選挙テーマソングに起用する予定でしたが却下された経緯があります。再結成後はYOSHIKIの年齢が故人である父親を追い越したため、アウトロのモノローグが一部変更されています。
TBS系ドラマ『憎しみに微笑んで』主題歌として起用されていた。2004年には、韓国映画『僕の彼女を紹介します』の挿入歌として、日本文化解禁後の韓国映画において初の日本語楽曲使用となり話題になりました。
これは、キーが高くて、テレビでToshlが歌っているのキツそうだったなあ。