https://youtu.be/lnaqHVaRbaU


 1995年7月19日発売。2枚目のシングル。オリコン週間2位。

 フジテレビ系『HEY!HEY!HEY! MUSIC CHAMP』のイメージソング。

 楽曲のタイトルの意味は「故郷に帰る」という意味もありますが、今作では「自分の大事な人・大切な女性」という意味を込めています

 コンセプトを立ち上げた段階から、浜田さんは「今度は女が出て来ないとおかしい。だが、いかにもラブソングなのはいやだ。『こんな感じの女性がいて欲しい』という感じで」「前半は『女』を遠回しに歌いながら、最後はストレートに歌いたい」と伝え、小室さんは「夏の終わりの大失恋ソング」と固め、「女性の影を歌の中にどう仄めかすか?何となく出てくるのはどうか?」「10代~30代の男性が何かが欠落していることに気付いて、ふと立ち止まった瞬間頭に浮かぶいつも影で心の支えになってくれていた女性に対する真面目な自問自答であり、その対象は彼女とも、妻とも取れる」をテーマに、何回もミーティングを重ねながら歌詞をつけて、浜田さんのダメ出しを受けて小室さんが1行ずつ書き直しました

 レコーディングでは浜田さんが風邪気味の状態で行われ、その時の浜田さんの鼻声が小室さんに丁度良く聞こえ、OKがでた。浜田さんは「あの体調にならないともう歌えないです(笑)」と語っています。

 PVは、サイパン島の近くのマニャガハ島で撮影されました。最初は小室さんのスタジオで2人で撮影して、ブルーバックで南の島の風景を映すだけの予定でしたが「フィルムに自分が映っていたらおもろいな」という浜田さんの意向で1泊2日のサイパンロケを強行しました

 前作に引き続き、ミリオンセラー達成。最高位は2位である。この時の1位は、本作より2日前に発売されたサザンオールスターズの「あなただけを 〜Summer Heartbreak〜」でした。しかし、累計売上では、本作の方が上回っています。それでも凄い数字ですね。まあ、「WOW WAR TONIGHT 〜時には起こせよムーヴメント」は何もかもが出来すぎでしたね。

 小室さん、男性アーティストのプロデュースはあんまりやる気無かったのかなあ。


 なんだか今日は90年代、特にTKプロデュースがツボにはまってしまってます。