https://youtu.be/LKaXY4IdZ40


 1998年11月2日発売。本曲はミュージカルアニメーション映画プリンス・オブ・エジプト』のテーマ曲として制作されました。ベイビーフェイスがプロデュースを務め、豪華共演が実現しました。

 第71回アカデミー賞歌曲賞を受賞。映画のオリジナル・サウンドトラックに収録されたほか、ホイットニーのアルバム『マイ・ラヴ・イズ・ユア・ラヴ』やマライアのアルバム『ザ・ワンズ』にも収録されました。どんだけ売れるのだろう、何週1位になるのだろうと思ってましたが、全米チャート15位と低調でした。曲がちょっと地味だったのかな。大物が組めば売れるというわけでもないのですね。

 ライバルで、お互い口もきかないとか、不仲が取り沙汰されていた二人ですが、音楽業界がマライアとホイットニーを対抗させた時、2人は「お互いを知りもしなかった」そうです。ホイットニー・ヒューストンは、2007年に亡くなってしまいますが、「私がデビューした時から勝手にライバル扱いされてたけど、あのデュエットをしてから私たちは友人になったの」とコメントし、〈ディーバ共演〉ということで不仲説が流れていたホイットニーとの関係を説明。続けて、「私たち後進のアーティストはみな彼女の影響を受けたし、彼女のことを愛しているわ。彼女の安らかな眠りを祈ります。そして彼女の伝説が永遠に続くことを」と敬意を表しました。

 ただ、マライアは、ホイットニーやマドンナに対抗すべく、ソニーが売り出したアーティストではあったのだと思います。不仲までは考えたことは無いけど、レーベルの違う頂点を極めている歌姫ふたりの共演はぶったまげました。


 ちょっとマライアのコンディションというか、歌声の全盛期が過ぎてしまっているようには感じてたので、マライアのデビュー2、3年で実現していたら、どうだっただろうとは思います。ホイットニーは次のアルバムでは声の劣化が見られますが、この時はまだキープできてるように思いました。

 マライアとホイットニーどちらが上手いか?って当時、友人と論争になりました。歌い上げる声量ではホイットニー、細かいコントロールではマライアかなあ。マライアにホイットニーのような歌い方をしてと言ったら、できるかもしれないけど、ホイットニーがマライアのホイッスルヴォイスを出すのは無理かな。まあ、この次元になると、比べることがナンセンスで好みの問題なのでしょうね。

 

 亡くなる1年前かな?復活に向けてアルバムを出して、日本公演にも来てくれたホイットニー(さいたまスーパーアリーナの5列目だったのでよく見えました)ですが、今思えば、ドラッグの影響か、かなりコンディションが悪そうでした。声も『オールウェイズ・ラブ・ユー』あたりまでの声は失われていました。これからはこの声で新しいホイットニーヒューストンを模索していくのかなあと思ってた矢先、亡くなってしまったので、非常に残念でした。公演では、マイケルジャクソンを追悼して、彼の曲を歌ったりしてくれたのに、彼の元へ行くのは早すぎました。マライアは、50を過ぎて、以前のようにヒット曲連発はもう考えていないかもしれないけど、『恋人たちのクリスマス』がスタンダードになりましたね。


 

 

 

 

 

  

 




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