https://youtu.be/IXvreqrrh3oす


 1994年7月10日にリリースした10作目のシングル

 バンド初のオリコンシングルチャート1位を獲得し、セールスとしては前作「Tears」に次ぐバンド2番目の売り上げとなりました。同チャートの集計上非常に不利な日曜日(通例では水曜日)発売であるにも拘らず発売週のチャートで1位を獲得していることから、同デイリーチャートの集計から見れば実質1 - 2日で週間1位を獲得したことになります。さらに翌週のオリコンチャートにおいても1位を獲得し、バンド最多となる2週連続のオリコンチャート1位を記録しました。

1994年に放送された、関西テレビフジテレビドラマ君が見えない』主題歌。楽曲の完成が遅れていたため、全8話のうち、本作発売直前の第5話まではデモ・テープの音源が使用されました。2008年にはスズキスイフトTV-CFソングとして使用されました。

 1990年にリリースされた「WEEK END」の第2章として作られました。Bメロの途中に「WEEK END」のイントロ部分でPATAが弾くアルペジオがそのまま入っているほか、詞の内容も「WEEK END」から発想したものになっていますイントロから全編に渡りシンセサイザーのシーケンス・フレーズが展開されるなど、これまでの作風とは若干違った印象を受ける楽曲。シングル曲ではロックメタルに当てはまらない系統の楽曲も発表されていたが、何れもバラード曲に限られていました。本作ではロック色を残しながらもYOSHIKIなりのJ-POP色を加えて構成されています。YOSHIKIは当初、「POP過ぎかもしれない」と心配していました。また、本曲の演奏時間5分28秒は長編曲を特徴とするXのシングルA面曲としては比較的短いものでした(これまでは「WEEK END」の5分45秒が最短)。確かにポップだと感じて驚きました。『紅』とか『Silent Jealousy』のような曲が来ると想像してたこともあって。ただ、期待外れとは思いませんでした。こういう側面もあるんだという驚きはありましたが。

Xの音源は基本的に右チャンネルがリードギター担当のHIDEで、左チャンネルがリズムギター担当のPATAですが、なぜかこの曲のギターソロはHIDEが弾いているにも関わらず左チャンネルから流れています。

1994年以降ほぼ全てのライブで演奏されており、WORLD TOUR Live in TAIPEIまでは主にオープニング曲として演奏されていました。

 シングルCD発売から約5年後の1999年に、アニメーションによるミュージック・ビデオがベスト・アルバム『PERFECT BEST』の初回購入特典として付属しました。音声は楽曲のみで、セリフや効果音などはありません。内容はメンバー5人をモチーフにしたキャラクターがヒーローとして侵略者と闘う設定で、HIDEは侵略者に操られた手先として登場しています。この映像はX JAPANのメンバーと楽曲を使用したSFアニメ映画を製作するという計画があり、そのパイロット版として作られたフィルムから「Rusty Nail」のために再編集されたものであることが発売当時新聞紙面上に記されていました。しかしながら映画の製作は「洗脳ハルマゲドン」をテーマにしていたのが当時の社会性に合わずに中止になり、長らくパイロット版の映像もお蔵入りとなっていました2010年の1月6日と9日夜に、バンドの海外進出に伴いロサンゼルスで改めてミュージック・ビデオの製作が行われ、監督はアーロン・プラットが務めました。6日の撮影はロサンゼルス・センター・スタジオで行われ、9日の撮影はハリウッドにあるコダック・シアター屋上に設置した特設ステージでライヴ・パフォーマンスのシーンを公開撮影しました。公開撮影には公式サイトの告知などを見たファン約8000人が集まりました

 『貴方』は父親かな。『WEEK END』で主人公は死にきれなかったのですね。「朝を迎える」「夜を終わらせて」という前向きな歌詞が出てくるということは、『生きてゆく決意』ができたのかな。

 今夜は、長い間、会わなかった学生時代の同級生が亡くなっていたことが判明し、少々、凹んでおります。彼は当時、不器用な性格でありながら、軽音楽でピアノを頑張って練習してました。X JAPANは僕の影響で聴き始めてくれたようで、夜な夜なX JAPANの話題で盛り上がったのを思い出します。この楽曲が売れていた年に彼と出会いました。

 僕は50歳になりましたが、まだまだ“死”というものが受け入れられていません。ただ、家族や親戚、そして今回のように同級生が先立ったことで、いつかその日が来るのだなと少しずつ分かってきました。多少、20代、30代と比べて老いを感じてきたことが関係あるのかもしれませんが⋯。

 時間は無限ではない。バンドメンバーも老いるし、現実に亡くなったメンバーもいます。ファンの中にはYOSHIKIの作るメロディーが好きで、もう亡くなってしまった人もいます。だから、せめて、残ってるはずの音源を出して、バンドにカタをつけてもらいたいです。出せないのはYOSHIKIだけのせいではないのかもしれないけど、幼稚園からの同級生であるToshIとどうにか折り合いをつけてもらいたいとねがいます。







 



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