https://youtu.be/gPcPseeICjs


 1997年8月6日発売。12作目のシングル。初登場から2週連続で1位獲得の後、ZARD『永遠』に1週1位を明け渡しますが、翌週から3週連続で再び1位を獲得し、通算5週1位となりました。(CDTVシングルランキング、オリコンシングルチャート)。

 シングルではGLAY初のミリオンセラーオリコン調べ)となりました。この作品を機に、その後シングル5作連続ミリオンセラーを記録し、全部で6作のミリオンセラーを達成。

 このシングルの大ヒットを契機にベストアルバムREVIEW-BEST OF GLAY』が、当時の歴代1位となる約488万枚を売り上げました。

 発売当初はノンタイアップだったのですが、その後TBSドラマ略奪愛・アブない女』のエンディングテーマに起用されました。このドラマではオープニングテーマや劇中にもGLAYの曲が使われ、サウンドトラック『GLAY SONG BOOK』が発売されています。

 2000年1月1日の放送された『ミュージックステーション』(元旦スペシャル)のスタジオトークにて、TAKUROがこの曲のエピソードを語っていました。それによると、当初、デモテープを聞いたメンバーからは大不評で、JIROからは「暗いね」と言われる始末であったそうです。TAKURO曰く、「何とかシングルにしたくて、みんなを車で送ったり、牛丼を奢ったりして、レコーディングに漕ぎ着けた」との事でした。しかしTERUによれば、「だって、この声で歌ってるんですよ。シングルだとテンポも早いですし、キーも高いですけど、デモテープじゃギター一本の弾き語りで、ゆっくりだし、かなりキーを下げて歌ってましたからね。」と言われました。さらにHISASHIからは、「なんか…自分に酔ってるとしか思えない。」と言われていました。

 2010年8月25日8月24日GyaO!で先行公開)から日清食品の『カップヌードル』のテレビCMに起用されました。このCMの映像では「HOWEVER」のクリップのサビの部分がそのまま使用されたうえで歌詞が変更され、その歌詞をTERU本人が録音し直した音源が使用され、口元を新しい歌詞に合う様にCG処理したものが放送されています。このCMの放送開始から3日後に福岡サンパレスで行われたチャリティーライブにTERUが出演し、その際にこのカップヌードルバージョンを披露しています。

 秋元康さんがGLAYの好きな楽曲として同曲を挙げており、TAKUROが秋元康さんのラジオ番組にゲスト出演した際、誕生秘話として元ネタが安室奈美恵さんの「CAN YOU CELEBRATE?」だと告白。「当時のJ-POPの最高峰だと思っている。新しい言葉使いで(歌詞の)『永遠っていう』でいいんだと、その自由さが当時の安室さんの心情を出していて、あまりにも感動した僕は一度でいいからこの曲の様な『サビのような、いわゆる“つかみ”が来て、その後にちょっとしたイントロがある』という構成で書いてみたいと思って『HOWEVER』を作ったんです」と熱弁しました。この意見に対して、小室哲哉さん本人も2024年に出版した著書『WOWとYeah 小室哲哉 起こせよ、ムーヴメント』で「あの頃、ミスチルや、つんくのシャ乱Qなど、ヒットチャートをにぎわすミュージシャン同士が影響しあっていた実感があります。GLAYにもそういう影響を与えていたんだなと思うと、感慨深いものがありますね。」と語りました。

 この曲は、その年、年末テレビに出ずっぱりで、ずっと演奏してた記憶があります。最後の大サビの所、キーが高すぎて、TERUがキツそうだったな。REVIEW-BEST OF GLAY』が日本記録を塗り替えたのは衝撃的でした。ビジュアル系が記録を作るなんて。でも、おそらく、GLAYが、ゴスとか、ロリータとか耽美な世界観とかハードロックを強調したものをやっていたら、この成功は無かったんでしょうね。親しみやすさ、ポップさ、バラードの美しさ、彼らのキャラクターが上手く噛み合ってあの社会現象的人気、売り上げ新記録、20万人ライブに繋がったのだと思います。いまだにドームに動員できるし。

 『DRIVE 1993〜2009 -GLAY complete BEST』 ではついに再録が収録されました。TERUの声変わりましたね。昔は力任せに出していた高音も今は楽々出てます。しかし、当然ですが、年齢を重ねた声ですね。


  



 

  

 



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