https://youtu.be/Jn4twbxO0q4
THE SQUARE時代のアルバム『TRUTH』(1987年4月1日リリース)の表題曲として発表、1991年にシングルカットされました。「TRUTH」が当時(1987年 - 1998年)フジテレビ『F1グランプリ』のテーマ曲に起用され、折からの「F1ブーム」と相まり、THE SQUARE時代・T-SQUARE時代を通じ認知度が最も高い曲。
モータースポーツにふさわしいロック調のリズムによってフュージョンファンやジャズファン以外からも幅広く支持され、若い世代をターゲットにしたマーケティングに合致させた曲。30年以上にわたりスクェアのライブで必ず演奏される定番曲。
1991年のシングルカット後も、リアレンジされ近年まで発表されているほか、1990年代から2000年代にかけて複数のコンピレーションアルバムにも収録。コンピレーションアルバムでは、途中でフェード・アウトしたり曲の冒頭にエンジン音が挿入されているものも存在します。現在でもライブなどで演奏される機会が多いためか、ライブDVDにも収録されています。
1994年フジテレビ主催アイルトン・セナ追悼式典でT-SQUAREと新日本フィルハーモニー交響楽団により、「組曲 SENNA Forever 第一楽章『闘争』」と題し、実況を含む実際のレース中継映像をバックに壮大なアレンジをかけたオーケストラ演奏が行われました。
フジテレビ及び、系列局で放送されていた『F1グランプリ』では1987年から1998年までの11年間、オリジナルアレンジが初代オープニング曲として起用され、2001年・2002年は「TRUTH 21c」が、2003年から2005年はリミックスバージョンである「RESONANCE-T〜Truth Drum'n Bass Mix」が、2006年は「TRUTH-20th ANNIVERSARY Version-」がテーマ曲として起用されています。
永きにわたって『F1グランプリ』のテーマ曲として採用されていることから、日本では"F1=TRUTH"というイメージが広く確立されており、バラエティ番組などでもレースや、自動車に関連する場面で同曲が使われることがあり、また元F1ドライバーの登場・紹介シーンでも同曲がたびたび使用されています。
1991年10月10日にシングルカット。オリコン週間12位。このシングル自体は廃盤になったが、スクェアのシングル曲を収録したベストアルバム『T-SQUARE SINGLE COLLECTION』には「TRUTH」「TRUTH 1991」ともに収録されています。
14日発表された「第36回日本ゴールドディスク大賞」で、通算48枚目のオリジナルアルバム『FLY! FLY! FLY!』が「インストゥルメンタル・アルバム・オブ・ザ・イヤー」を受賞したんですね。T-SQUARE 久しぶりに聴いてみようかな。