9枚目のシングル1984年7月25日発売。

 この楽曲は、売野雅勇さんが作詞し、高中正義さんが作曲を手掛け、編曲は高中さんとともに萩田光雄さんが務めました。プロデュースは島田雄三さんが担当しました。当初は松任谷由実さんの詞が付いていましたが、方向性の違いから没になり、売野さんに発注されたそうです。「十戒 (1984)」の作詞について売野さんは、ディレクター間での打ち合わせのみで、実際に詞の内容について明菜さんと意見を交わしたことはなかったそうですが、「ぼくの創り上げた詞の主人公を見事に演じ、脚本以上の映像をつくってしまう素晴らしきシンガーアクトレスだ」と語っています

 TBS系音楽番組ザ・ベストテン』では、1984年8月16日から1984年9月13日の5週連続で1位を記録し、1984年度の年間総合ベストテンでは、第8位を記録しましたオリコン週間シングルチャートでは、1984年8月6日付で初登場・最高順位ともに1位を記録し、1984年8月27日付でも通算2週目となる1位を記録しましたまた、1984年度のオリコン年間シングルチャートでは、6位を記録し、61万枚を上回る売り上げとなりました

  “ツッパリ路線” の最終型でしょうか。軽い男子に対して、愚図ね」「過保護すぎたようね」「発破かけたげる」「限界なんだわ 坊や」と歌い、ラストに「イライラするわ」で締めて歌い終わった後に満面の笑みを浮かべるギャップが印象的でした。

 ユーミンの歌詞も見て見たかった気がします。ザ・ベストテンだったか、松田聖子さんが白い衣装で明菜さんが真っ黒な衣装で正に対極、対照的だなと思いました。


  



  

 







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