https://youtu.be/ihMPLCNykZI
42枚目のシングル。2017年6月7日発売。オリコン週間10位。
CD発売に先駆けて5月14日から先行配信され、主要音楽配信サイト(iTunes、レコチョク、mora、オリコン、TSUTAYAなど)で軒並みデイリーランキング1位を獲得しました。
表題曲「ノンフィクション」は、TBS系日曜劇場『小さな巨人』(2017年4月16日 - 6月18日)の主題歌のオファーを受けた平井さんが、ドラマの脚本を読んで書き下ろした楽曲。彼の自殺した友人への思いと共に作られました。平井さんが日曜劇場の主題歌を手がけるのは2011年『JIN-仁-完結編』の「いとしき日々よ」、2015年『ナポレオンの村』の「君の鼓動は君にしか鳴らせない」に続き3度目となり、山下達郎さんが2019年に『グランメゾン東京』の「RECIPE (レシピ)」を発表するまで、過去最多タイでした。
田辺秀伸さんが監督したミュージックビデオは夜の遊園地で撮影され、歌い上げる平井さんの周りを舞踏家の工藤丈輝さをが歌詞の世界観を体現するかのように舞う作品に仕上がっています。
2017年12月時点で「ノンフィクション」の音楽配信での売上は30万ダウンロード、YouTubeでの再生回数は990万回を突破しています。
この曲で6年ぶりに8度目のNHK紅白歌合戦出場となりました。
僕は、障害(見た目でほとんど分からない)を持っていて、学校、職場などの社会に出ても、対応するために自問自答、葛藤しながら生きてきました。気持ちを病んだこともあり、自分で命を絶った方が良いのかなって真剣に考えたこともありました。ただ、幸いなことに絶望までは至ったこともなく、何だかんだで、誰かに助けられたり、逃げたりすることもできて、今まで生きてこれました。自死を実行してしまう人は、理由はどうであれ、追い詰められ、選択肢が狭まって視野狭窄を起こしてしまっているのかなあと思うのです。僕は個人的には、絶望して『死にたい』と口にしている人に対して『思い留まってください。生きてください。死んだら終わりです。』ということは、正解では無い気がしています。『死にたい』人はいないはずですが、『死ぬ』という選択肢が『生きる』より楽になっている人もいると思うのです。