https://youtu.be/Y-vtEQJTwI8


 18枚目のシングル1993年2月3日発売。オリコン週間1位。

 フジテレビ月曜9時枠ドラマ『あの日に帰りたい』(1993年1月11日〜3月22日放送)の主題歌。ドラマには静香さん本人も出演。『あの日に帰りたい』は、姉の千夜子(菊池桃子さん)と妹の一夜子(工藤静香さん)は同じ男性を好きになってしまう。姉妹の葛藤を描いたストーリーでした。

工藤静香さん最大の売上を記録。93.9万枚でほぼミリオン。サビの『ひと晩じゅう 泣いて 泣いて 泣いて』が印象的な歌詞。

作詞の中島みゆきさんが、同年10月21日発売のアルバム『時代-Time goes around-』でセルフカバー。 同じく中島みゆきさんの著書『愛が好きです II(歌詞&エッセイ集)』では、書き下ろしエッセイに「うるわしの工藤静香さま」というタイトルがあり、みゆきさんが「FU-JI-TSU」、「MUGO・ん…色っぽい」、そして「慟哭」の詞を提供した際のエピソードがコミカルに書かれています。

この曲で、『第44回NHK紅白歌合戦』に6回目の出場。

 この中島みゆきさんのセルフカバーはびっくりでした。工藤静香さんがさらっと歌っているのに対し、みゆきさんはかなりガナッて歌ってます。工藤静香さんと中島みゆきさんの組み合わせの相性は良い。研ナオコさんも素晴らしい中島みゆき歌いだけど、それに匹敵すると思います。

 下の記事のとおり、この曲は、中島みゆきさん作詞という話題性、ドラマ主題歌(本人も出演)のタイアップが売れる時代で、CDそのものが売れる時代であったことも追い風になり、ミリオン近く売れましたが、アイドル工藤静香の人気のピークというか、旬は、やはり、80年代末(昭和末期〜平成幕開け頃)ですね。それは、中山美穂さん、小泉今日子さん、松田聖子さん等、80年代、ヒット曲を量産して、かつ、ドラマ主題歌でミリオン前後の数字をだしたトップアイドルに言えることかもしれません。

 工藤静香さんといえば、『MUGO·ん…色っぽい』『嵐の素顔』『黄砂に吹かれて』あたりでしょうか。

 松田聖子さんだったら、『あなたに逢いたくて〜Missing You〜』がミリオンだけど、アイドルとしては、『赤いスイートピー』や『渚のバルコニー』『SWEET MEMORIES』の方が人気でしょうし。小泉今日子さんも『あなたに会えてよかった』がミリオンだけど、『なんてったってアイドル』や『迷宮のアンドローラ』『ヤマトナデシコ七変化』の方が印象に残ってたりしますね。中山美穂さんなら、『世界中の誰よりきっと』よりも、『You're My Only Shinin' Star』や、『人魚姫 mermaid』かなあ。


  


  

 

 



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