https://youtu.be/AgfUewgwPOw


 3枚目のシングル1993年12月1日発売。

 歌詞は、合コンでいい男を捕まえたいというしたたかな女の本音をストレートに表現し、冬をうたったものではないですが、スキー用品店「アルペン」のCMソングに使われて大ヒットとなり、現在においてもウィンターソングの定番として親しまれていますこの曲は広瀬さんが中学1年生の時にピアノヴァイオリン室内楽として作曲したものが原型であり、それをポップス調にアレンジし直したもの

 この曲はリリース直後から爆発的なヒットとなり、発売月には1週間で全国から計20万枚のオーダーが入るほどでした。累計174.9万枚を売り上げ(オリコン調べ)、女性ソロシンガーとしては小坂明子さん1973年から74年にかけて「あなた」で達成した164.9万枚の記録を20年ぶりに更新。広瀬さんにとって初のオリコンシングルチャートTOP10入り、かつ初の1位曲であり、現在、広瀬さんの最大のシングル・ヒット曲。1994年オリコン年間シングルチャート2位(年間1位はMr.Childrenの「innocent world」)。この曲の発売前、ビクターエンタテインメントの幹部に冗談で「100万枚売れたら、スタッフ全員でフロリダディズニーワールドに連れて行って下さい」と言い「そんなに売れるわけないから、いいよ」と軽く返答されますが、実際にミリオンセラーを記録し、約束通りレコーディングスタッフ約10名とフロリダへ9日間の旅行をしたという逸話があります。また、表題曲の製作費を折半していたスキー用品店「アルペン」は、コマーシャル製作費より表題曲の印税の方が上回り、1993-1994シーズンのコマーシャル放映費とあわせても殆ど差し引きゼロとなりました

広瀬さんはこの「ロマンスの神様」を皮切りに、1990年代には「せをつかみたい」(1994年)、「ゲレンデがとけるほど恋したい」(1995年)、「DEAR...again」(1996年)「真冬の帰り道」「promise」(1997年)「ストロボ」(1998年)など毎年のようにウィンターソングをヒットさせ、「冬の女王」の異名をとるようになりました。アルペンのCMソングやウインターソングなどは実は一年中温暖なロサンゼルスで書いていて、本人はウインタースポーツも全くせず、これら冬の曲を作るのは大変だったということで、部屋中に雪の風景の写真集を広げたり、舞台が冬の映画を観たり、冷房を強めにして寒さを体感しながら曲を書いたそうですね。

 最近は、「広瀬香美の○○歌ってみた」シリーズの印象が強く、ピアノを叩いてオーバーアクションで歌うイメージが強いです。

 

  

  

 

 

 



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