20枚目のシングル。1988年10月26日発売。オリコン通算7週1位。1989年(昭和64年)1月2日付で1位。昭和最後の1位だったのですね。

 地方から都会に憧れて上京してきた者達の挫折と苦悩を歌い上げた楽曲。とんぼを幸せの象徴と捉え、手の届かないものとして描いています。

 アレンジはアコースティック・ギターをメインとし、わずかにシンセサイザーのストリングスを使用しており、ミドルテンポでフォークロック調の曲となっています。

 売り上げ枚数は103.5万枚で、細川たかしさんの『矢切の渡し』(1983年)以来のミリオンセラーとなりました。同ドラマにおいて長渕さんは初めてヤクザ役を担当し、最終回では視聴率21.8%を記録しました。あのドラマも今ではコンプライアンス的にアウトになるんでしょうね。

 僕は個人的にはこの時期以前の長渕さんが好きかなあ。

 孤高感が出てきて、近寄りがたさが出てきた頃ですが、長渕さん自身は、ドラマ終了後も役柄に入り込んでいたようです。


 

 

 

 

 

 



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