https://youtu.be/riYp6cYC47Y
8枚目のシングル。1992年11月7日発売。オリコン週間5位。
TBS系「ムーブ」エンディングテーマ。
「ビートをはずした時にどれだけメロディが残るか」という狙いで制作された曲。
アルバムの前にシングル二枚は出しておきたいというのはあって、正直、『Good Luck My Love』はもう少し売れるんじゃないかなと思ったそうです。シングルとしては伸びなかったので。次が勝負だなと思ったと。この曲まで数曲は、BOØWYを求めるファンに対してわざと外してる感じはしてました。こんなのもシングルにしてみたぜ、着いてこれるか?みたいな。『CRIME OF LOVE』とか『Urban Dance』とか、王道の曲じゃないですもんね。質は高いけど。カラオケとかで歌いやすい曲でもない。あえてBOØWYっぽさから遠ざかっていたような。
で、この次がBOØWYを含め今までのキャリアすべてを凌駕するあの曲ですね。
『Memories Of Blue』って今更ながら、氷室京介さん本人が現時点で、最高傑作だというようなことを言っていたの分かるような気がします。実験的な楽曲もありつつ、王道な曲、ポップなアルバムという意味で、聴いていて、本当にアルバムとしての、バランス、緩急が整っているように思いました。キャリアを一旦総括したような。僕は個人的には、『FLOWERS for ALGERNON』の方が好きなのですが。