「蛇口を閉める活動」をした国会議員は、本当にいなかったのか?
「野良猫を減らすためには、
蛇口を閉めなければならない。」
私は、この言葉をこれからの動物愛護政策の
大きなテーマにしたいと思っています。
ただ、ここで一つ、私自身も確認しておかなければならないことがあります。
それは、
「これまで国会議員や超党派の議員は、
蛇口を閉める努力をしてこなかったのか?」
ということです。
結論から言えば、そうではありません。
実際に、これまで国会では犬や猫の繁殖制限について議論され、法改正も行われています。
2018年に衆議院へ提出された動物愛護法改正案には、「犬及び猫の繁殖制限の義務化」が盛り込まれていました。
また、2019年の動物愛護管理法改正によって、犬や猫がみだりに繁殖し、適正な飼養を受ける機会を与えることが困難になるおそれが
ある場合、所有者に繁殖防止措置を
講じることが義務化されました。
つまり、
「蛇口を閉める」という発想そのものが、
これまで誰にもなかったわけではありません。
では、なぜ今も野良猫問題が
なくならないのでしょうか。
ここに、私は大きな課題が残っていると
感じています。
「蛇口を閉める」とは何なのか
野良猫問題を考えるとき、
「目の前にいる猫をどうするか」
という議論になりがちです。
保護する。
譲渡する。
TNRをする。
地域猫として管理する。
殺処分を減らす。
どれも必要な活動です。
しかし、それだけでは問題が終わりません。
なぜなら、
猫が生まれ続ける限り、
次から次へと新しい猫が発生するからです。
たとえば、バケツに水がいっぱい
入っているとします。
そこから水をすくい続けても、蛇口から水が流れ続けていれば、いつまで経っても
水は減りません。
猫の問題も同じです。
保護という「水をすくう活動」。
TNRという「増えるスピードを抑える活動」。
譲渡という「行き先をつくる活動」。
これらは非常に重要です。
しかし同時に、
「なぜ猫が生まれ続けているのか」
という上流部分を止めなければなりません。
それが私の考える、
「蛇口を閉める」
という活動です。
では、これまでの法律は
何を変えたのか
現在の動物愛護管理法では、犬猫の繁殖制限について、所有者に一定の義務が
課されています。
これは非常に大きな前進です。
しかし、ここで一つ問題があります。
法律の中心にあるのは、
基本的に
「所有者のいる犬・猫」です。
では
飼い主のいない猫はどうなのか?
ここに大きな空白があります。
環境省の過去の審議資料でも、
飼い主のいない猫の繁殖制限について
議論されてきたことが
確認できます。
つまり、この問題自体は以前から
認識されていました。
それでも、現在の地域社会では、
「野良猫が増える」
↓
「子猫が生まれる」
↓
「誰かが保護する」
↓
「TNRをする」
↓
「また別の場所で猫が増える」
ということが繰り返されています。
TNRは必要。
でも、
TNRだけでは終わらない
私はTNRを否定しているわけではありません。
むしろ、TNRは野良猫問題を解決していくために重要な手段だと思っています。
ただし、
TNR=問題解決
ではありません。
TNRを行った猫を、その後どう管理するのか。
新しく流入してくる猫をどうするのか。
未手術の猫をどう把握するのか。
飼い猫の繁殖をどう防ぐのか。
遺棄や逸走をどう防ぐのか。
多頭飼育崩壊をどう防ぐのか。
そして、
新たに生まれてくる子猫をどう減らすのか。
ここまで考えなければ、本当の意味で
「蛇口を閉めた」とは
言えないのではないでしょうか。
だから私は、
TNRからTNRMへ。
そして、
保護から、発生予防へ。
という考え方が必要だと思っています。
「殺処分ゼロ」の、その先へ
動物愛護政策では、
「殺処分ゼロ」
という言葉が大きな目標として
掲げられてきました。
もちろん、それは大切です。
一頭でも多くの命を救う。
これは絶対に必要なことです。
しかし、私はその先を考えたい。
「殺処分される猫を救う」だけではなく、
そもそも「殺処分が必要になる猫を
増やさない」。
ここまで政策を進める必要があると
思っています。
蛇口が開いたままなのに、バケツの水を必死にすくい続ける。
それでは、救う側の人間も疲弊して
しまいます。
保護団体も限界になります。
行政も限界になります。
そして何より、
猫自身が行き場を失います。
だからこそ、
「救う仕組み」と同時に、
「増やさない仕組み」
を作る必要があります。
私は、これまでの議員の努力を否定したいわけではない
ここは、誤解してほしくありません。
これまで動物愛護に取り組んできた国会議員や地方議員、そして超党派の議員連盟には、
たくさんの努力があります。
繁殖制限の義務化。
動物虐待への罰則強化。
動物取扱業への規制。
マイクロチップ制度。
多頭飼育問題への対応。
さまざまな制度が少しずつ
前進してきました。
だから私は、
「政治家は何もしてこなかった」
と言いたいわけではありません。
むしろ逆です。
これまで積み重ねてきたものがあるからこそ、その先へ進めたい。
そう考えています。
次に閉めるべき「蛇口」はどこなのか
私は、ここを国民みんなで考える必要があると思っています。
猫が生まれる。
その猫を誰かが保護する。
また別の場所で猫が生まれる。
また誰かが保護する。
この繰り返しを、
「仕方がない」
で終わらせてはいけない。
では、どこから猫が供給されているのか。
どこで繁殖しているのか。
なぜ不妊去勢手術が進まないのか。
なぜ飼い猫が外に出てしまうのか。
なぜ遺棄が起こるのか。
なぜ多頭飼育崩壊が起こるのか。
なぜ行政と民間ボランティアの
負担が偏っているのか。
そして、
飼い主のいない猫の繁殖を、
地域としてどう抑えていくのか。
これらを一つずつ整理する必要があります。
「蛇口を閉める」は、
猫を排除することではない
ここも大切です。
私が言う「蛇口を閉める」とは、
猫を捕まえて排除することでも、
猫を殺すことでもありません。
むしろ、その逆です。
生まれてしまった命を救うだけではなく、
望まれない命が生まれ続ける状況
そのものを減らす。
それが目的です。
生まれてから救う。
それだけではなく、
生まれる前に防ぐ。
この二つを両立させる。
それが本当の意味での動物愛護では
ないでしょうか。
私が目指したいのは
「蛇口を閉める政策」
これまでの動物愛護政策を否定する必要は
ありません。
これまで頑張ってきた人たちの活動を否定する必要もありません。
むしろ、その積み重ねを土台にして、
もう一段上の政策を作る。
それが必要だと思っています。
「殺処分を減らす」
から、
「殺処分が必要になる状況を減らす」。
「TNRをする」
から、
「TNR後も地域で管理し、新たな繁殖を防ぐ」。
「保護する」
から、
「保護が必要になる猫を増やさない」。
そして、
「蛇口を閉める」。
これを、私はこれからの動物愛護政策の一つの柱にしたいと思っています。
最後に
国会議員や超党派議員の中に、これまで「蛇口を閉めよう」と努力した人が
いなかったわけではありません。
実際に、繁殖制限を法律に盛り込む努力も行われ、現在の法律にも繁殖制限の
規定があります。
だからこそ、私は問いかけたい。
「それでも、なぜ野良猫は
生まれ続けているのか?」
そして、
「次に私たちは、
どの蛇口を閉めるべきなのか?」
この問いを、行政だけに任せるのではなく、
市民、ボランティア、獣医師、地方議員、
国会議員、そして動物を大切に思うすべての
人で考えていきたい。
猫を救うことと、
猫が増え続ける原因をなくすこと。
この二つは対立するものではありません。
どちらも、命を守るために必要なことです。
私は、
「救う」だけで終わらない。
「生まれ続ける仕組みを変える」。
そこまで進める動物愛護を目指したいと
思っています。
それが、
蛇口を閉める活動です
2026年3月10日現在
我が家では 現在 保護猫を14匹と
地域猫10匹 、
飼育管理しながら
野良猫の過酷な環境を伝えるために
富田林市の地域猫活動を
サポートするボランティアしながら
猫の適正飼育の
啓発活動を
しています。
他に 愛犬2匹、他の保護団体数箇所に 委託して保護飼育 里親募集してもらってる4匹 、猫カフェに 2匹が居ます。
※これまでに 里親募集して
ずっとの
お家が見つかった猫
4匹
今では 素敵な里親さんの元で
暮らしてます。
皆様にお願いです。
未開封のキャットフード、賞味期限が切れているなど 廃棄予定の物があるならば
頂けるとありがたいです。
⬇
これまで購入して良かったおすすめ商品を
載せてます。
YouTubeチャンネルを開設
その際に DMやメッセージなどで お名前など
ご連絡頂けると助かります。


