「望む」という行為は、
現実に対する不満や
「改善したい」という欲から来る行動です。
現実は創造するものなのだから、
どんどん望んで
どんどん実行したらいい。
…と言うのは簡単なんだけど、
意外と『現実』の影響力が大きくて、
せっかく望んだものを
現実に合わせてスケールダウンしてしまうんですよね。
まず、望むことは自由なんですよ。
現実を無視して、
自分の思うように望んでいいのです。
で、問題はここから。
この望んだものを、
現実に合わせようとしないことがポイントです。
現実に合わせようとしないというのは、
「普通は~なやり方だよな…」とか
「○○という仕組みがあるから、ここまでしかできない」などと
考えないということです。
目の前に展開しているルールや
自分の頭で思いつくやり方に
当てはめようとしなくていいってことね。
では、現実を無視して、
どうやって望みを叶えるのか?
現実を望みに寄せていくのです。
「望む」という行為をするときに、
多くの方が“外的条件”を求めると思います。
「家はこんな感じで…」
「一緒に暮らすパートナーはこういう人で…」
「収入はいくらで、仕事内容はこれで…」
「休みの日はこんな暮らしをして…」
「月に○回旅行に行って…」
「欲しいものは、値段を気にせず買えて…」
こんな感じで、
「こうだったら自分は満たされるな♪」
という条件を列挙すると思うのです。
しかしこの望み方だと、
望みに現実を寄せることはできません。
もうひと声!
「これらの望みを叶えている自分って、
どんな感情・感覚で生きているだろう?」
「何を思い、どんな行動を取っているだろう?」
ここまでイメージを膨らませて、
望みを叶えている自分の感覚を先取りし、
望みを叶えている自分が取るであろう行動を
今から実行するのです。
これが「現実を望みに寄せる」ということです。
先ほどの例で行けば、
「家はこんな感じで…」というイメージを膨らませて、
・理想の家にはなさそうなものは捨てる
・きっと気持ちよく掃除をしているだろうから、
どこか一ヶ所でも拭き掃除をして、
幸せな感覚に浸ってみる
・この家に住む私は、普段着でもオシャレしてそう…
よれよれのスウェットはやめて、デニムで生活してみよう
・雰囲気を演出するために、
あのYouTuberさんのBGMをかけてみようかな♪
などという行動を取っていくのです。
住んでいる家は、今までと同じです。
現実は変わっていません。
しかし自分の気分や行動は、
もう理想の家に住んでいるのと同じ状態に
近づけることはできますよね?
そうすると、
現実が理想に寄っていくことに
なりますよね?
この状態を続けていくと、
・不動産に詳しい人とご縁がつながる
・いい物件が見つかる
・思いがけず引っ越しの話が持ち上がる
・「そう来るか!」というような提案が来る
等ということが起こり、
“家”という自分では変えようがなかった現実も
理想に寄っていくわけです。
何度も言いますが、望むのは自由です。
だからこそ、望みが出たら
「理想の状態で生きている自分」の
イメージまで膨らませてみてください。
外的条件だけしか望みを出さないと、
どうしても現実と比べてしまい、
「~しなきゃ」「できない」という方に
引っ張られてしまいます。
そうじゃない。
「理想の状態で生きている自分」を、
今この瞬間からやるのです。
外的条件はすぐに変えられなくても、
自分の意識と行動はすぐに変えられます。
現実を望みに寄せるということの本質は、
ここです。
せっかく出てきた望みは、
存分に叶えていきましょう。
たくさんイメージを膨らませて、
「望みを叶えている私なら、
こんな立ち振る舞いをして、
こんな選択をする!」
と意識と行動を変えていきましょう✨

