いつものほほんとしたブログで、実生活でも外では冗談ばかり言っているので友達からは高田純次っぽいと言われる私。

しかし、実際の性格はHSPの気質や真面目で完璧主義で責任感が強く(自分で言うとおもしろい)、細かいことも気になり気持ちの切り替えが難しいタイプ。そんな私が昨年の妊娠中にパニック発作を起こして、今まで生きてきた中で一番辛かった時間を過ごしました。

何度か書こうとしたけど、振り返るだけで動悸がしてしまいなかなか書くことが出来ずにいました。

けれど、発作を起こしたあの日からちょうど1年経ってだいぶ体調が戻ってきて、あの出来事を笑って話せるようになってきたので、自分のために辛い出来事も含めてアウトプット出来る場をこのブログにも作っていきたいと考えて記録しておこうと思います。

 

①大きなきっかけ

2人目の妊娠は、初期からつわりや冷えなどマイナートラブルが多く、中期からはお腹のはりでとにかく動けず出血もあり、ずっと寝てばかりいるストレスの多いものでした。8月、妊娠後期に入りゴールが見えてきてところに、夫婦でコロナに感染してしまいました。高熱と咳が凄くて、妊娠中で薬が限られていたので数日間辛い症状が続き、お腹の子への影響もとても心配していました。また、息子にうつさないように!ととにかく消毒や隔離を頑張り、息子は無事でしたが、ストレスが最高潮に。

療養を終えて主症状は治りましたが、後遺症で咳や痰の症状が長く続き3週間くらいすっきりしない日々を過ごしていました。

 

②初めて発作が起きた日

9月初旬の残暑が厳しい日。家族でスーパーに買い出しに出かけ、その後息子を実家に預けて久しぶりに夫婦でショッピングモールに赤ちゃん用品の買い出しに出かけました。コロナ感染以降、耳の詰まりが治らず音がこもり外の音が聞こえづらく自分の呼吸がダイレクトに聞こえてくるような状態でした。車の中で、痰がうまく切れず咳をしていました。外はむっとするような暑さ、エアコンの音がゴーっとこもって聞こえ、妊娠中でお腹が大きくてただでさえ苦しいのに、咳で乱れた呼吸音が大きく伝わってきます。「なんか苦しい、、、」と思った瞬間、胸のあたりがすごくぞわぞわと嫌な感じになりました。車の中という閉鎖空間、すぐには止められない場所を走る車、急に逃げ場がない感覚に陥り、必死な声で旦那に「息が出来ない。苦しい。車とめられる?」と聞いていました。

只事でない様子に旦那も珍しく少し慌てていました。気が遠くなる感じとこのまま死んでしまう?という恐怖を初めて感じました。

幸い、少し走ってこの辺で止まる?と聞かれた時には落ち着いてきて、もう少しで到着するし大丈夫そうと言いそのまま向かいました。

ショッピングモールに到着し、楽しい買い物が待っているはずなのに、なんだかさっきの出来事がすごく大きな不安となっていて、人混みにウッとし、肩に力が入り呼吸が浅くなっていました。なんかやばい!と思い、なんとか気持ちを落ち着けようと逆子の針治療でお世話になっていた鍼灸院に電話してその場で数日後の予約を取りました。

すると、少しリラックス出来ていつも通りに過ごすことが出来ました。楽しく買い物も出来たし、もうこれで大丈夫、とこの時は思っていました。

 

 

 

長くなるので、次回に続きます。