いまの時代の流れを、いちばん大きい2150年単位でいえば、
魚座時代の終わりかけ、水瓶座時代の準備の期間、という記事をかきました。
今回は、そのつづきです。
魚座時代から水瓶座時代にうつると、どんな変化がおこるのか。
魚座時代→水瓶座時代、という変化は、”進化” にかかわるとされています。
~前回の記事から抜き書き~
一年間の季節のうつりかわりをしめす太陽は、12サインでいえば、
牡羊座→牡牛座→双子座→蟹座→獅子座→乙女座→天秤座→蠍座→射手座→山羊座→水瓶座→魚座 の順にうごきます。
こちらの順番は、”成長” にかかわる流れ
いっぽう、約2150年単位の節目をしめすこのポイントは、逆の向きで、
魚座→水瓶座→山羊座…… という順にうごきます。
こちらの順番は、"進化" にかかわる流れ
ここでちょっと。。。
”成長” と ”進化” のちがいを整理しておこうかな。
◆成長◆
育って大きくなること。
育って成熟すること。
◆進化◆
【生物】
生物が世代を経るにつれて
次第に変化し、元の種との差異を増大して多様な種を生じていくこと。
【社会にあてはめると】
生物における進化の観念を社会適用した発展の観念。
社会は同質のものから異質のものへ、
未分化のものから分化したものへ進むとする。
(参照:広辞苑)
成長とは、種から芽がでて蕾がつき花が咲く、といったように、
もともとプログラムされている流れにそって育つこと。
進化とは、もともとのプログラムに異変がおこり、
より複雑化した異質のものに変化すること。
といえそうですね。
魚座時代から水瓶座時代へ。
より複雑に分化した、異質なものへの変化。
2150年とは、、、あまりにも広大なテーマなので、
むしろシンプルに、構造のところを比べてみようと思います。
魚座 → 水瓶座
感情(水) → 理性(風)
受容(陰) → 能動(陽)
同化 → 個性化
共感的 → 客観的
奉仕的 → 人道的
無意識 → 覚醒
無意識の全体的な繋がり→ 意識的で偏見のない繋がり
目に見えない世界を感じる → ものごとの仕組みを解明する
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ここで気に留めておきたいのは、
魚座時代が終わる=魚座時代の要素がなくなる、というわけではないことです。
占星術では、次元がちがうことも、
フラクタル(部分と全体が同じような形になっている)式に考えます。
それで、人のホロスコープの構造を参考にすると、
人のホロスコープを読むとき、
天体がはいっていないサインがありますが、
だからといってそのサインの要素が働いていないわけではなく、
むしろ意識しないでも働いています。
天体がはいっているサインは、その天体の意識で働かせている。
だから、2150年単位の時代をしめすポイントが、魚座から移動しても、
魚座の要素は働いていると考えます。
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ではでは、水瓶座時代への進化の話にもどります。
魚座時代→水瓶座時代 が進化のひとつの段階が進むことだとしたら、
魚座的要素をしっかり落としこんだので、
次は、その上に、水瓶座的要素をのせていく、ということ。
これが、元のものよりさらに複雑化した、異質なものへの変化、
といえるのではないかと思います。
魚座は、ワンネス、全体性。
表にあらわれる言動のもとになる、無意識の世界をつかさどります。
魚座→水瓶座→山羊座……という進化の流れは、
全体性意識からはじまり、
徐々にあたらしい変化をとりいれながら複雑化して、
個という存在をより洗練させていく過程なんじゃないかな。
だから、魚座→水瓶座、という段階を、
人の在り方によせて考えてみれば、
人が無意識に支配されて生きていた段階から、
無意識や目に見えないこの世のしくみを理解して、
自分の言動が何から生み出されているのかに覚醒して生きていく段階へうつる、
ということなのかなと思います。
前回の記事
プレ水瓶座時代編~西洋占星術というモノサシで今の時代の流れを大まかに読んでみる その1
この記事のつづき
時代をつくる星たち:冥と海➀~占星術というモノサシで今の時代の流れを大まかに読んでみる その3
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