こんばんは、湘南茅ヶ崎のワンちゃん&飼い主さんと女性のためのYLアロマ&ボディトリートメントサロン Kennel Astrea/Salon Lachesis です。
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うちの商品は安心安全なものでうちの犬たちに使ってるものだけをチョイスしてます。
このところ、犬についてディスカッションがかなり頻繁にさせてもらえてます。
そこで最近知ったこと、残念ながら国内のミニチュアピンシャーの疾患率がかなり高いということです。
これは私も結構高いだろうなと推測してましたが、そのレベルを超えてるようです。
ただ、正直今のドッグオーナーさん達ワンちゃんの疾患に気がつきにくい気がしてます。
実際問題、病気になる前のサインを見逃してるケースがかなり多く感じます。
この病気になる前のサインで気がついてあげることが疾患率を下げてあげられることに繋がる気がします。
これはやっぱりワンちゃんを普段からよく観察することがとにかく重要になります。
でもね、こういう病気ってねほぼほぼ遺伝的要素が多いのでブリーディングへの考え方とシステムが
とても重要なのかなと感じてます。
私が日本に帰国前、ブリーダーさんと日本のミニチュアピンシャーで多い病気の話になり、パテラとレッグペルテスは
ものすごく多いという話をしました。
そしたらなんとスウェーデンではレッグペルテスの子ほぼいないらしく、見たことないそうです!!!
これは本当びっくり!
私も正直、スウェーデンやフィンランドでパテラの話は検査したよ大丈夫だったよって話しか聞きません。
白内障だって1頭目の検査で遺伝性の軽度の白内障が発見され、タイトルは色々とりましたし、いい犬ですから
子供も期待されたと思いますが、もちろんブリーディングには使われてません。
この子の両親はともに目の検査を複数回クリアしてます。
それでも母からの遺伝と思われてるようで母は1度だけしかブリーディングで使われず、父は全部で7頭検査クリアした
子がいます。
そのうち中にはJewelの父と叔母も入ってます。
しかし、14組の子供達がいるというのはかなり多いかなという気がしてますが、こういうブリーディング前の
検査をすることが犬達の病気対策に良い影響が出るのは確実だと思います。
有名なところでスウェーデンでレトリバーがブリーディングの前に検査をして股関節形成不全の疾病率を13年間で
半分まで減らしたという実績が有名でこれは過去にワールドドッグショーのワークショップでも発表されてます。
この遺伝病対策の結果は本当素晴らしいと思いますし、スウェーデンケネルクラブのすごいところ、ヘルスチェックや
メンタリティテストの結果、公式のアクティビティの結果は誰でもチェックできるところだと思います。
スウェーデンの血統書を持たないのJewelもちゃんとデータベースに出てます。
残念なのが血統がちゃんと把握されてないこと(笑)
でもこのスウェーデンケネルクラブの健康に関わるブリーディングシステムとデータベースは
絶対犬の健康維持に繋がってます。
こういう部分はどんどん採用するべきですよね。
私は採用させてもらってます。
昔、あるミニチュアピンシャーのブリーディングされてる方にヘルスチェックの存在は知ってるか
伺ったことがあります。
彼女がいうには検査があるのは知ってるけど、その検査が高いから検査をするとなると犬の代金をあげないと
いけなくなるから使えないということでした。
私の意見ではせめてJAHD(日本遺伝病ネットワーク)の検査だけでもするだけでパテラや股関節の
問題(レッグペルテスを含め)を減らすことに役立つのは必至だと思います。
でもね、正直そこまで高い検査ではないのですよね。
私、合計3頭検査しました!
カリスとGraceが行った獣医さんでは1頭(JAHDの検査費用を含め)1万円Jewelが行った獣医さんだと2万円でした。
例えばですよ、犬の料金が30万だとします。
両親検査済みの子で5000円高く30万5000円(両親の検査代を子犬4頭で割って1頭あたり5000円と出しました)の子と
両親検査してないけど、30万の子とどちらを皆さんは選ぶでしょうか?
私なら検査済みの子です。
私、こういう検査って100%その疾病にならない保証ではないということは認識してます。
でもね、検査してない子より検査してる子の子供の方が当然ながら疾病率は下がりますよね。
5000円で安心料が買えるのなら安いなって思うんですよ。
だいたい病気になったら治療費5000円じゃそうそう済まないですし(笑)
それにね、自分の犬種が疾病率が高いってすごく悲しいことです。
知ってる子が病気になったと知り、会った時に目が熱くなり涙がたまるのを感じるのは正直もう嫌なんです。
私は過去の経験から病気の怖さを知ってますし、正直テティスは17年生きれるとは思わないわけです。
私は犬には長生きしてもらって一緒にたくさんの時間を過ごしたいのです。
早く死んでもらいたい人なんてそうそういないと思うんですよ。
長生きには体のクオリティっていうのがすごく重要だと嫌でも感じてます。
正直うちの北欧組は日本ではミニピン???って言われます。
でもね、私は外見より中身だと思います。
北欧のミニピンの素晴らしさは体のクオリティの高さと機能性の高さだと思ってます。
犬として正しい歩様を持ってますし、本当一般的な犬として考えた場合ノーマルな構成を持ってます。
ハックニーが犬種特性と考えるとしてもこの犬としていかに健全であるかという部分を怠ってはいけないと
私は考え、一時すごく苦しんだ時期もあります。
でもね、JKCスタンダードにはちょっと辻褄の合わない箇所が結構あるので私はFCIスタンダードを
採用することにしました。
犬種として機能が高くないというのは私は大きな問題だと思います。
その犬種らしさというのは機能からくる特性で会ってシャイとか気質の問題は機能ではないし、
この犬種の特性ではありません。
JKCのスタンダードだって元気で自信があって穏やかって書いてあります。
今のミニピンのシャイが多いのはやっぱり気質を無視したブリーディングによる影響が大きいかなと思います。
これは健康面も同じだと私は考えます。
私はもうそろそろ犬に関わる全ての人が犬の健康とブリーディングについて考えてもいい時期ではないかなと
思うのです。
これが1番不幸な子を救う方法だと私は思います。
暖かいベッドと部屋があれば幸せだと思う犬なんていません。
半日に最低1度の運動やトレーニングだって必要だし、しっかり勉強する飼い主の存在なしで犬の幸せは
ありえません。
獣医さんにお任せ、トレーナーにお任せではなく、個人個人でしっかり考えて勉強するというのは大事ではないかと
私は考えてます。
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