オペラ『修善寺物語』
先日、新国立劇場に
オペラ『修善寺物語』を観に行ってきました
オペラ『修善寺物語』は、
源頼家を題材にした戯曲で、岡本綺堂によって明治41年に書かれた新歌舞伎の代表的な作品が原作となっていて、清水脩氏によってオペラ化されたそうです。
今回この作品を演出されたのが、人間国宝の歌舞伎俳優、坂田藤十郎氏だそうです。
歌舞伎とオペラの融合、日本語でのオペラという点に惹かれて見に行ったので、
全然詳しくなくて、作品の基本情報が全て伝聞調ですみません
オペラは初めてだったので、
オペラ歌手はあんなにずっと歌い続けられて、本当にすごいなと、
感想のレベルがこんな次元ではありますが、
とても興味深かったです。
字幕付きのオペラだと、基本的にはアドリブとかなしなのかなぁと、
素朴な疑問がわきました(笑)
途中、殺陣のようなシーンもあり、
本格的なものではないけれど、歌以外の要素もやっぱり求められるんだろうなと、
これは大変だぁと思いました
漢字の読み方などもわかって、演劇以外の楽しみもありました
天晴れ→あっぱれ とか!!
あっちとこっちで言っていることが違うシーンで、
「前後不揃いのことを申し立てて」という台詞が一番のお気に入りです(笑)
これからいつか絶対使ってみようと思ってます
実は、この公演を観たことが、
「広報」という仕事にとても魅力を感じた大きなきっかけになりました。
アンケートに、
「若い人や普段舞台を観ない人に劇場に足を運んでもらうためには
どうしたらよいか」という質問があったんです。
それを考えるのがとても楽しくてわくわくして。
そして、これだけの素晴らしいものを作り上げていく、そのことがやはりとても楽しく思えて、そうして出来上がったものをたくさんの人に見てもらう、収益を出すためにはどうしたらいいか。ということを仕事にできたらそれも素敵だな。
と、思ったんです。
役者として、作品を伝えるのか、広報として作品を広めるのか、
方法が違うだけで、同じことなんじゃないかなと思ったり。
どんな形であれ、やっぱり演劇に、エンターテインメントにかかわっていきたいなと
改めて思いました
実際には色々と違うかと思いますが、
私の中のイメージでの広報という仕事について思ったことを書いただけなので、
その点を皆さんの包容力でカバーしていただけると嬉しいです(笑)
先日も書きましたが、まずは「星野涼子」の広報をこれからも頑張るつもりなので、
ご安心ください
そろそろこんな夏帽子の出番なりょーこよりでした