『作者をせかす六人の主人公たち』
ちょっと前のお話になりますが、
先日、ミュージカルコメディー『作者をせかす六人の主人公たち』という作品を
観ました
ストーリーは、
書いては行き詰まり、すぐにまたほかの作品を書き出してはやめて・・・という作家。
その作家の前に、書きかけの物語の主人公たちが現れ、物語を最後まで書くように
迫ります。
作者はどうするのか、物語の主人公たちはどうなるのか!!
っと、かなり要約してみました
東京芸術劇場中ホール
2009/2/11~2009/2/15 (公演終了)
STAFF
作・演出:舘川範雄 音楽監督・演出:門司 肇 振付:高橋理絵/竹下宏太郎
プロデューサー:林 清/藤崎 淳
CAST
山寺宏一、竹下宏太郎、高木渉、折笠富美子、蘭香レア
有村実樹、山本匠馬、吉岡毅志、飯尾和樹、鎗田晟裕、林愛夏、浅倉一男、石橋優子、
RYU、茂木春香、廣坂季未恵、奈良聡美
ウド鈴木(キャイ~ン)2/12・13・15出演
ゲスト: MaL (2/13 出演)
この作品を観て、
私の読みかけの本とか、問題集も読まれたがってたり、解かれたがったりしてるのではなんて思っちゃいました(笑)
ピアノは生演奏で、素敵でしたぁ
物語を書くときは、話を考えるんじゃなくて、登場人物の性格や生い立ちを考える、
物語は登場人物の中にある。
というような台詞があったように記憶しているのですが、
なるほどなぁと、お芝居に関してもヒントをもらったように思いました
時々、これは台本どおりなのか、それともアドリブなんだろうか
と思うような場面があって、その微妙さ加減が面白かったです
もしアドリブをふられたとき、そのキャラクターとしてどう対応するのかが必要なのかなぁなんて勉強しながら、その面白さに大笑いしてました(笑)
物語のはじめのほうに、この物語のメイン「作家」何事も中途半端な性格を表現したもののひとつに、ドアを完全に閉めず、少しだけ開けっぱなしというシーンがありました。
そして、カーテンコールの後、「作家」だけが舞台セットのドアから退場していくのですが・・・・・・わくわくでした
それぞれの物語の「主人公たち」とのやりとりの中で、「作家」にも成長があり、気持ちも変わった。でもやっぱり、もともとの中途半端な性格はそのままなのか・・・
ドアを少し開けたまま退場するのか、それともしっかりと閉めて退場するのか・・・
★の的には、最後の最後での大一番のわくわくの瞬間でした
・・・なるほど、と大満足の「ドア」でした
これはあくまでも私の個人的な見方です
それに、万が一見間違えてたりなんてしたら、大変なので(笑)、
答えは「ドア」の向こうにしまっておかせてください
公演のポスターを見つけられなかったので、
あ、そういえば今『Around 40 ~注文の多いオンナたち~』が再放送されてますね
久しぶりに植村明日香を見て、嬉し恥ずかしでした~