「日記、自今年書始之、以前不書、此年有大通院御事、」
宮内庁書寮部編 『看聞日記』明治出版2002
(拙訳:日記今年より書き始める。以前は書かず。
この年、大通院の御事あり)
貞成親王が記した看聞日記は、このように始まる。
看聞日記を清書し終わった後に書かれた一文で、大通院、
つまり貞成親王の父親である栄仁親王を偲ぶ一文でもある。
貞成親王の日記は33年間続く。
(貴族の日記は長く続く。
それが伝統を次世代に伝える手段…記憶装置なのである)
そして私のブログが長く続くように
貞成親王に倣って書き始めようと思う。
今は偲ぶ相手がいない事と、11月から書き始める事から
私は「日記、自今日書始之。以前不書」と記す。
案内【あない】
このブログは300字から500字以内で書く
日次記(ひなみき)の体裁を取ります。
短い文章で本位を伝える訓練の為。
そして日本中世史(文献史学・美術史学)に偏りつつも
文と絵・写真で日常を綴って行こうかと思います。
2009/11/1を記念して 八束文言拝