フリーアナウンサー&ことば美人コーチ
鈴木真由美です
世間では、もうお盆が明けた地域がほとんどでしょうか?
私の母の田舎では、8月13日〜20日まで
毎日毎日ご近所一斉に火を焚いています
今日、用事があって実家に向かいました。
今の両親が住む地域は
同じ青森県弘前市でも私が育った地域ではなく
それよりもう少し田舎の
私の祖母が暮らしていた場所です。
私が社会人になってから
ずっと一人暮らしだった祖母が体を壊し
一家でお家を建て替え引っ越して来て
両親は今も住んでいます。
私が育った地域もあまり迎え日・送り火を
焚いていた記憶がなく
今私が住んでいる地域は街の中心部
駅前なのでご近所で送り火迎え火など
見かけることはありません。
お盆もお仕事が入っていて
本日、実家に向かった夕方
暗い道すがらに揺ら揺らと
各お宅に灯りがともっていて
頭ではお盆の時期だと分かっていたけれど
ふと、我にかえって
あぁ、お盆だもんね。と
懐かしいような気持ちになりました。
祖母が元気だった頃は
一人黙々と火をおこしていましたが
体を壊して、それから施設に入所してからは
ずっと父が引き継いでいました。
本日も実家に着いたら門先で父が
火守をしていました
子供の頃夏休みに祖母のこの家に来ると
「ご先祖さまがお家に帰って来るのに
迷わないように焚くんだよ。」と
祖母が教えてくれました。
子供心に1回帰って来てるのに
どうして毎日焚くのかな
来る時と帰る時でいいのでは
そんな素朴な疑問を持ったものですが
津軽の地域では8月13日から20日(二十日盆)まで
せっせせっせと毎晩火を灯すのです。
理にかなっている様ないない様な
そんな風習も
なんだかほっとして
いいものだなぁ。としみじみ思いました。
昔、せっせと火をおこしていた
祖母は今年亡くなって
新盆となりました。
迎える側だった祖母は
このお盆の時期
どんな気持ちで家の灯りを見つけて
帰ってきたのでしょうか?
祖母の作るきゅうりの馬も
ナスの牛も本当に上手でした。
これはご先祖さまが戻って来られる時には
きゅうりの馬に乗って一刻も早く家に帰って来てもらい、
少しでも長くこの世にいてもらいたい、
帰る時にはなすの牛に乗って景色を楽しみながら
ゆっくりと帰ってもらいたい。
という願いが込められていると聞きました。
祖母は年中行事を大切にする人でした。
節目節目の手の込んだ郷土料理やおはぎなども
本当に美味しかったです。
この前、お別れしたばかりだけれど
また、会いたくなりました。
毎日毎日手を合わせているけれど
会えなくなって会いたいと想うのは
本当に切ないものです。
会いたい人には
会えるうちに
会っておきたいものですね。
あなたの地域でも特別なお盆の風習はありますか?
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