フリーアナウンサー&ことば美人コーチ
鈴木真由美です
今宵は満月ですね
こちらは雨で
その姿は目には見えていませんが
只今ベランダで満月水作成中です。
今朝、横で眠る愛犬を起こさない様に
身支度を始めました。
このまま私が出かけるまで
眠っていてくれたら
私の身支度もスムーズだわ。
なんてしめしめと思っていたのも束の間
いざ、着替えようと寝室に戻ったら
眠っているはずの琥汰（cota 愛犬)の姿が
ありませんでした。
羽毛布団に埋もれるのが大好きだから
また、埋もれているのだろうと思いましたが、
それにしても姿が見えない。
おかしい…
慌ててベットに上がって布団をひっくり返してみたけれど
愛犬の姿がどこにも無い
ベットから一人で降りてはいけないと躾はしていたし
これまでただの１度も自分で降りたことはないし
なにしろ 琥汰（チワワ）の背丈では
飛び降りるには高いベットだ。
でも…
いない
家中全ての部屋を
名前を叫びながら隈なく探したけれど
返事どころか音１つ聞こえない
誘拐？
今思うとそんなはずないでしょ
と思えるこの発想
w
冷静を欠くということは
恐ろしいことです。
すでに出かけなければいけない時間まで
10分を切った頃…
クローゼットを今一度確認しようと
重ねて畳んであった洋服をかき分け
そこには…
化石のように埋もれている
琥汰の姿
微動だにしないし
起き上がってくる気配すら見せない
安堵と申し訳なさで
抱き上げて…
子供のように声を上げて
号泣してしまいました
帰って来てから暫し一緒に過ごしてみました
週末仙台に出張していて
今朝もあまり構うことなく
仕事へ行くための
身支度をする飼い主へ
不満が爆発してしまったのでしょう
どうやってベットから
飛び降りたのかと思ったら
本当に怪我をしていなくてよかったと
心の底から思ったり…
琥汰がここまでしなければ
私に訴えられない寂しさを
こんな形で表現してきたのかと思ったら
胸が張り裂けそうでした。
そしてふと…
遠い記憶が蘇って来ました
バリバリのキャリアウーマンだった私の母は
学校から帰って来ても
もちろんいるわけもなく
寂しかったあの頃の気持ち…
一度、母に「お母さんお家にいた方がいい？」と
聞かれたことがあったのだけれど
「大丈夫、おばあ（祖母）がいるから」と
子供ながらに嘘をついたあの日のこと。
寂しいの一言が言えなかったあの日のこと。
そして…
どうして愛犬をここまでさせてしまうほど、
忙しくしてしまうのだろう。
という罪悪感と…
あの頃の母の気持ちも
こんな感じだったのかと
湧き上がってくる
入り乱れた気持ち。
今日はなんだか思いの丈をツラツラと
取り留めのない話になってしまいました。
あなたは
さみしいとかつらいとか悲しいとか
そんな感情を表に出す事ができていますか？
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