正月実家で過ごした時のこと。
庭に出たらどこからともなく
白鳥の声がして
え〜こんなところでまさか。と
首を思いっきり上げてその姿を探しました
こんばんは。
フリーアナウンサー&ことば美人コーチの鈴木真由美です
寒い日が続いています
でも雪が一旦止んでいる凍てついた空に
間も無く満月を迎えるお月さまがとても綺麗な夜です
先日、白鳥の声にその姿を必死で探して発見して
新年の空の景色が
琴線に触れてしまいました。
心の奥から涙が湧いて来て
自分の頬を伝ってマスクの中に
じわりじわりと…
白鳥のV字飛行は何度見ても美しい。
あの規則正しい姿は
寒空に映える白のVは
息を呑む美しさです。
でも、その美しさに心が震えた訳ではありませんでした。
シベリアから3000kmほど離れた日本へ
その身一つで渡ってきた白鳥。
「わぁ、面倒だわ」とか「今年は疲れるから行かないわ」とか
そんな愚痴すらこぼさず多分…
今、ここを
与えられた命を生きている。
そのことが、触れてしまったのです。
後悔や先の不安も
決していけない訳では無いとは思うけれど
今この瞬間
今この命を懸命に生きている白鳥に
えらく心震えたそんな新年の1日。
新しい年
みなさんはどんな目標をたててみましたか?
与えられた命が終わるまで
懸命に生きてみたい。
そんなこと想ってみた2023年の始まりでした