1月の埼玉受験本番初日。
(これは2021年入試の話です。)
この日は休日だったこともあり、夫婦一緒に試験会場までペネを送り迎えしました。
持ち物も移動も滞りなく、試験会場に到着しました。会場には2月入試も含めて、開場10分以内には到着するようにしていました。電車遅延や忘れ物、突然の腹痛など、トラブルに見舞われても対応できる時間的余裕があった方がいいです。
あと、この学校は試験会場を選択出来たのですが、我が家は本校ではなく他会場(民間の会議室)を選びました。自宅からのアクセスが理由です。日能研からは、会場選択出来る場合は可能な限り、本校を選ぶよう言われていましたが、悩んだ末にアクセスの良さを取りました。
さて、当日会場には、他に受験生がたくさんいましたが、皆黙々と会場に向かっています。そして最後にペネに激励の一言を掛け、しっかりと握手をして見送りました。
ペネは普段通りの表情でしたが、我々には会場に向かう後ろ姿がとても頼もしく映りました。2年前には想像も出来なかった姿に感無量でしたが、待ち時間には徐々に不安が高まってきました。
この日のF校はコースが2つに分かれていて、ペネの実力からすると、上位クラスは実力相応校、下位クラスは押さえ校の位置付け。過去問はバッチリ出来てました。
初日、2日目で上位クラス受験し、届かなかった場合に後半日程で下位クラスを受ける予定でした。受験料は何回受けても定額制という素晴らしいシステム!合格発表は当日夜にすぐ分かります。
そして、試験が終わり会場から出てきたペネを迎えました。本人が言うには、「算数が過去問より難しくて時間が足りなかったけど、何とか大丈夫そうかな」
何となく微妙な雰囲気がしましたが、過去問は合格最低点を余裕を持ってクリアしていたし、合格を信じて夜を待ちました。
そして3人でパソコンを開いてチェックしたところ、結果は

【不合格】

いや、中学受験は厳しいです。実力的にはほぼ大丈夫だと思っていたのですが、打ちのめされました。いきなり波乱の船出となりました。。
ペネは号泣してました。
それでも、日能研には子ども本人が電話で結果報告しなければならないので、可哀想だとは思いましたが、私が電話をかけ、本人にも代わって報告してもらいました。
先生からは、他の子からも報告が来ているが、ペネと同じくらいの成績の子でも結果は半々くらいに分かれて厳しい試験だったとのこと。ペネの実力からすれば、2回目は合格する可能性が高いから、明日は気持ちを切り替えて下さいと言われました。
本当に切り替えるしかないですね。妻と一緒に必死でペネを慰めました。
その日は時間も遅くなったので、何もせずに就寝し翌日に備えることにしました。
