6年生になると泣いても笑っても本番まであと1年。我が家の場合は、持ち偏差値(この当時の直近45〜46)が第一志望校の偏差値(60辺り)に対して全然足りていない状況でしたから、そもそも第1志望をどうするか?から考えなければなりませんでした。


家族会議でペネの意思を確認したところ、自信はないけど第一志望校は変えたくないとのこと。私はそれならばと、第一志望校に合格するための作戦、道筋を練ることにしました。


客観的には無謀に映るかもしれませんが、私は諦めずに粘り強く勉強すれば必ずチャンスはあると信じていました。だから、ペネにも絶対に諦めないよう伝えました。


第一志望校は、R3偏差値であれば50台半ばです。目標は、そこより更に少し下げて53前後に置きました。日能研のR4とかR3という偏差値は、6年時の年間平均偏差値を指しています。53前後は、ペネにとっては自己最高値ですから、それを年間平均で達成することの困難さは分かっていました。


私はそれよりも、毎年必ず数名はいるジャイアントキリングを起こす可能性にかけてみました。MY日能研の学校情報→志望者人数推移を調べると、年度別に合格者の6年時平均偏差値分布が掲載されていますね。ペネの第一志望校では若干名ですが、偏差値が50前半の子も数名合格者が出ているんです。


恐らくそういうジャイアントキリングを起こした子は、6年後半になって急激に実力を伸ばしたか、公開模試は良くなくても入試問題との相性が良くて受かった子ではないでしょうか。


そう考えると、ペネの伸びしろを信じ、最後まで諦めずに実力を高め、過去問対策をすることで、確率は低くてもチャンスはあると思いました。


ただし、チャレンジ校を受験する上で心配もありました。


①合格出来なかった場合


どんなに頑張っても、現実的にはその方が可能性は高いでしょう。それならば、第2〜4志望校に喜んで入学する準備をしておこうと家族で話し合いました。


幸いペネがやりたい部活がそれらの学校にはあったし(むしろ第一志望校だけ無かった)、他にも学校に魅力を感じていたので、この点は大丈夫でした。


②入学後の学力


ギリギリで滑り込み合格となると、合格しても学校の勉強についていけるかどうかが心配されます。私はブログやネット情報を調べたり、日能研の先生にも相談しました。


色々な意見があったのですが、最終的には私自身の高校・大学時代の経験も踏まえ、入学後どうなるかは自分の努力次第だからギリギリ合格でも気にしない、と考えることにしました。


この当時の各科目の状況は次回にします。