5年生4月から個別指導にも通うようになったペネの成績は、公開模試の偏差値が5月と6月は42→40とかろうじて30台を脱するくらいで推移してました。
4年生の冬季講習から半年が経過し、個別指導も受けさせて、それでも上向かない偏差値に親の我慢も限界に達しつつありました。中学受験の偏差値が、小学生全体のものではない、一部の母数から出た数値だと頭で分かってはいても、うちの子大丈夫か?となるわけです。
それに更に我慢ならなかったのが、勉強への姿勢です。ペネは中学受験を始める前は、習い事の日以外は活発に友達と遊んでる子でした。
日能研に入ってからも、それは変わりませんでした。流石に回数は減りましたが、塾以外の日に友達から遊びの誘いがあると、少しだけだからと言って、塾の宿題もせずに遊びに出かけました。周りの子よりも精神的に幼いところがあり、自分の主張はあまりなく、常に友達の影響を受けて行動してしまう子です。遊びの誘いは断るか、行くにしても宿題終わらせてからにしなさい、と何度言っても出来ません。
あとはゲームですね。当時はSwitchのスプラトゥーンにハマってました。あれ、確かに面白いですよね。日能研に入る前は、パパも一緒に遊んでました。娘と順番の取り合いになるくらい(笑)通信で友達と一緒に遊ぶこともできますし。このゲームにもやられましたよ。どんなに時間制限してもあと少しだけとか、今友達とやってるから抜けられないとか、友達と約束したとか。。。
6月の半ば、ついに堪忍袋の緒が切れて、2年間の中受期間中、最大の雷を落としました。夜の何時くらいから説教を始めたのか覚えてませんが、日付が変わるくらいまで続いたはずです。ペネはわんわん泣いてるし地獄絵図です。。中学受験始める時は、そんな怒り方までして娘に勉強を強いるつもりはなかったのですが。
子どもに中学受験を取るのか、遊びを取るのか、どっちかにしろと迫ったんです。
お前がやりたいと言って始めた中学受験だろ。今のままじゃ、偏差値60辺りの志望校に受かるはずがない。パパもママも、中学受験はやらずに普通に公立中に行ってもらって全然構わない。遊びを取ってもらって全然構わない。今のまなら中学受験辞めよう。
二月の勝者で黒木先生が、母親の狂気と言いますが、あれは母親だけではないかもしれません。
怒ったのが週末だったのですが、その影響で睡眠時間が削られましたから、体調と精神面も考慮して、その週の育成テスト受けてないですからね。振替すらも受けてません。日能研の成績表で、その週の育成テストの欄だけ空欄ですから、我が家の黒歴史として記録されてしまってます。
この日から志望校合格を勝ち取るために、制限することを決めました。それは次の回に書くことにします。