ただ今 駐車場@動物病院🏥

昨日、入院したラグドールのラグ君のお迎えです

ラグ君は 車でしか来れない山の中にある日突然現れた

もと飼猫らしく
穏やかで おっとりさん


たったひとつ
ラグ君が全力で嫌がる事は
触られること

当時の我が家は保護猫でパンパン状態
仲良しさんもできたので
可哀想だけど
しばらくお外で面倒みてました

時期をみて
家に連れ帰り
今日にいたってます

誰とでも仲良くできて
本当に 優しい子

でも
鼻からの出血があったので
病院へ連れてきたら

歯が抜けたらしく
その出血のせいの鼻血
貧血もあるから
これからはしばらく通院です

幸い 内臓は大丈夫なようで
少し 安心😊
今日は このみちゃんを連れて病院へ

このみちゃんは 多頭崩壊から引き取った女の子


思いっきり イカ耳ですあせるあせるダウンダウン


見たとおり 身体を舐めてます

これは ノミダニアレルギーだから
この崩壊から来た子全部が
このアレルギーですアセアセ

まったくノミの処置をしなかったんだよね😰😰😰

なので定期的にステロイドの注射を打ちに来ます
そして せっかくだから
血液も取ってもらって
ひらたく内臓の検査もしてもらいます

特に検査結果に問題がなくても
体重を含め
それぞれの数値がカルテに残るので
不調で再来院した時に
目安となる数値が残るのです

だから 定期的な来院は必要

このみちゃん ご苦労さまでしたラブラブ






今思い出しても苦しくなります

ある日 当時の保健所から連絡がありました
飼主が猫を5匹処分に持ちこんだ
問題は まだ相当数いるようで
ほぼ全頭 処分するつもりでいる

頭が真っ白になりました

当時はまだ愛護センターもなく
(まぁセンターがあっても状況に変わりはありませんがw)
ベテランボラさんと次の世代のボラさんとの狭間で
行政マンもまた次の時代を迎えようとしていた時期だったと思います

今までの流れならベテランボラさんに連絡するところを
すでに相当数抱えている事もあり
次の世代の私達に 連絡が来たという事でした

時期も三月末で
ここで処分対象として引き取れば
札処分数は跳ね上がり
保健所としてもなんとか避けたいところです

その日持ち込まれた猫を拒否する事もできず
保健所は処分対象として猫達を引き取りました
私が保健所に駆けつけたときは

私が譲渡しやすいように…との配慮で
長毛の女の子だけが残ってました







最近よく多頭崩壊という言葉を聞くと思います

多頭崩壊崩壊とは
ひとり、またはひとつの場所で
飼育不可能な数を抱え込み
崩壊=飼育不可能な状態になる事です

この状況は昔からいろんな所でありました
その度に 活動者が関わり
引き取ったり譲渡したりしてきました
基本的に行政は関わりません
彼らは 「誰かが飼育する事で被る被害を受けた市民」の問題を解決するために存在するからです

たとえば 大家さんとか隣人とかがその被害者になります

我が家に一気に猫の数が増えたのもその多頭崩壊の猫達をほぼひとりで引き取ったからです





譲渡会を開いた時
いつも必ず里親希望者さんにお伝えしていたことがあります


猫が家族の一員となった時
どうか家族の会話が今までよりも
増えますように

猫中心の生活を猫本人は望んでいないでしょう
でも、これから十数年一緒に暮らしていくのだから
お互い 無理をしない
これは お互いが必要以上に求めない
ということです


猫を飼ったがために
人があまり多くの犠牲を払わないといけないことも
違うのではないか

なので一人暮らしの人でも
充分に飼えますよ

ただし そこには
それなりの時間やお金の投資と工夫が必要になります

旅行が多いならペットシッターが必要ですし
もちろん 友達に頼んでも大丈夫
いつでも病院へ連れて行けるように
あらかじめかかりつけの獣医さんとも繋がっておかないとね
ちゃんと診てもらおうと思ったら
具合が悪くなって駆け込むのではなく
ワクチン接種などを利用して
行きつけの獣医さんと繋がっておくべきです


いきなりの治療費に備えて
ペット保険加入も視野に入れたり

いろんなことが もしもに備えて
システム化されている必要はあります
そのためには 情報と工夫が必要です

理由があってワクチンを打ちたくないなら

健康診断してください とお願いする
カルテに体重が記載されて
次の目安になります
血液とってもらって検査も良し
気持ちよく診てくれると思います